過去最大規模で開催した2019年をプレイバック
「GT-R Magazine」と「富士スピードウェイ」が共同で主催する『R’s Meeting』! 今回で13年連続開催となるこのイベントには全国から2,000台以上の歴代GT-Rが大集結! 「世界最大規模のGT-R祭り」として、日本国内はもちろん海外でも認知される催しへと成長した。2020年と2021年はコロナ禍ということもあり制限付きでの開催となったが、今年はコロナ前の雰囲気に戻すべく開催に向けて鋭意準備中。ここでは過去最大規模となった2019年の「R’s Meeting 2019」のイベントレポートを振り返ってみたい。
(初出:GT-R Magazine 149号)
GT-R記念イヤーと重なった特別な年!
平成22(2010)年に復活した「GT-R Magazine」主催の『R’s Meeting』。令和元(2019)年で10年連続の開催となり、加えて「GT-R生誕50周年」「R32GT-R生誕30周年」「R34GT-R生誕20周年」という大きな記念が重なる特別なイベントとなった。
これまで毎年9月の日曜日開催を続けてきたが、’19年は会場日程の都合により土曜日の開催となったこともあり、もしかしたら来場者が減るのではないかと危惧していた。最も集客があるのは日曜日開催であり、土曜日は仕事の都合で足を運べない方も多いというのがイベント行事では通説となっている。
ただし、事前のエントリーが必要な「愛車撮影会」「パレードラン」「フリー走行」の応募数は過去最高だった昨年をさらに上回り、メーカー/ショップのブース出展申し込みも堅調な伸びを示していた。もしかしたら、という期待もどこかに抱いていた。ここ数年、主催者としては何よりも天候が心配の種であり、今年もイベント直前に発生した西日本の豪雨や台風15号の関東直撃など、不安要素が重なっていた。
だが、蓋を開けてみれば、三連休初日となった’19年9年9月14日(土)の富士スピードウェイの天気予報は晴れ時々曇り。会場準備を進めるイベント前日も雨に降られることなく、「今年は大丈夫だ!」という確信を持って本番当日を迎えることができた。