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世界最大級のGT-R祭り『R’s Meeting』 2022年は10月30日(日)に富士で開催!

過去最大規模で開催した2019年をプレイバック

「GT-R Magazine」と「富士スピードウェイ」が共同で主催する『R’s Meeting』! 今回で13年連続開催となるこのイベントには全国から2,000台以上の歴代GT-Rが大集結! 「世界最大規模のGT-R祭り」として、日本国内はもちろん海外でも認知される催しへと成長した。2020年と2021年はコロナ禍ということもあり制限付きでの開催となったが、今年はコロナ前の雰囲気に戻すべく開催に向けて鋭意準備中。ここでは過去最大規模となった2019年の「R’s Meeting 2019」のイベントレポートを振り返ってみたい。

(初出:GT-R Magazine 149号)

GT-R記念イヤーと重なった特別な年!

 平成22(2010)年に復活した「GT-R Magazine」主催の『R’s Meeting』。令和元(2019)年で10年連続の開催となり、加えて「GT-R生誕50周年」「R32GT-R生誕30周年」「R34GT-R生誕20周年」という大きな記念が重なる特別なイベントとなった。

 これまで毎年9月の日曜日開催を続けてきたが、’19年は会場日程の都合により土曜日の開催となったこともあり、もしかしたら来場者が減るのではないかと危惧していた。最も集客があるのは日曜日開催であり、土曜日は仕事の都合で足を運べない方も多いというのがイベント行事では通説となっている。

 ただし、事前のエントリーが必要な「愛車撮影会」「パレードラン」「フリー走行」の応募数は過去最高だった昨年をさらに上回り、メーカー/ショップのブース出展申し込みも堅調な伸びを示していた。もしかしたら、という期待もどこかに抱いていた。ここ数年、主催者としては何よりも天候が心配の種であり、今年もイベント直前に発生した西日本の豪雨や台風15号の関東直撃など、不安要素が重なっていた。

 だが、蓋を開けてみれば、三連休初日となった’19年9年9月14日(土)の富士スピードウェイの天気予報は晴れ時々曇り。会場準備を進めるイベント前日も雨に降られることなく、「今年は大丈夫だ!」という確信を持って本番当日を迎えることができた。

伝説のマシンと最新型GT-Rの共演も実現

 イベント会場にはGT-Rファンたちにとって特別な存在である「グループAマシン(STP TAISAN GT-R)」を持ち込み、当時そのステアリングを握った土屋圭市氏にも来場いただくことになった。

 ただし、マシンコンディションの都合でレーシングスピードでの走行は不可。当初は展示のみということも考えたが、車両オーナーの計らいで通常走行ならば可能な状態に整備していただき、土屋氏自らのドライブでパレードランに加わってもらうことが叶った。

 また、「日産自動車」にも大きなサポートをいただき、正式発売前(当時)のGT-R NISMO MY20を2台持ち込んでもらい、公開デモランも実現した。ちなみに、パレードランの先導車を務めたGT-R NISMOは、本誌イベントに間に合うよう納車され、会場で初披露された富士スピードウェイの新しいペースカーである。

 ほかにも各メーカーやショップ等の方々、ゲストなどの関係各位、そして参加者および来場者の皆さまのご理解とご協力があるからこそ、R’s Meetingが開催できているのだということを、今あらためて噛み締めている。

造り手とファンが一堂に会すスペシャルな一日

 ’19年に初めてR’s Meetingに足を運んだという方もたくさんいらっしゃることと思う。年々規模が拡大していることに比例して、来場される方々の熱気と期待値が高くなっていることも実感している。

 皆さんの笑顔がある限り、GT-R Magazineとしてこのイベントを継続していくことは言うに及ばず、もっと多くの方々に楽しんでいただけるよう、モディファイを重ねていきたいと考えている。

 今回のイベントにゲストとしてご来場いただいた歴代スカイラインおよびGT-Rの開発責任者の方々から、GT-Rが生誕50周年を迎えたことを踏まえた貴重な辞(ことば)を頂戴した。GT-Rというクルマがなぜこれほどまで長い間ファンに愛され続けてきたのか。個別にお話しをうかがったのだが、そこには共通点があることに気付いた(これに関しては別に記事をアップする予定)。

 造り手の強い信念とユーザーファーストの姿勢、そしてそれに呼応する形でエールを贈り続けるファンの力。「GT-R」を冠に据えるメディアとして、本家が紡いできた歴史の重さに負けぬよう、これからも精進していく所存だ。

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