純和風86にS15女子、カスタムコペン軍団とシャコタン目白押し
もっともエントリー台数が多かったのは86/BRZ。オーバーフェンダー、大径&深リムホイールに低く構えたスタンスの86/BRZを数多く見ることができた。なかでも、ワイドボディキットをまといリヤに4本出しマフラーを装着した白い86は、インテリアに目をやるとなんと和風。着物を思わせるデザインをあしらい、シフトノブは刀の柄というジャパネスクっぷりだ。
23歳にしてS15シルビア(NA)を乗りこなしている平のさんは、S15に憧れて5年前、18歳のときにに購入。ブラックボディに純正オプションのエアロをまとい、ホイールはEQUIPをチョイス。フロント9J、リヤ10Jを履くためにドライブシャフトを詰めるなど、外観からではわからない細工が施されているのがポイントだ。
会場の一画で一直線に整列していたのは色あざやかなコペンたち。その可愛らしいルックスにオーナー独自のカスタムが施され、さながらキャンバスのように自由に多彩なスタイルを花開かせていた。
国産車だけでなく外車のスーパーカー、マセラティにランボルギーニ、フェラーリも負けじとカスタムした迫力あるルックスを披露。そしてアメリカンマッスルカーも存在感を放っていた。
ロースタンスとホイール選びのセンスで勝負
「Street Wheelers」というイベント名だけあり、じつにさまざまなホイールを履くカスタムカーが多数集まるのが最大の見どころ。タイヤ・ホイールにフェンダーがかぶる絶妙なスタンスを目指し切磋琢磨して、美学を追求するという志は、会場に集まったオーナーたち誰もが共通している。さまざまなホイールのバリエーションと、全車とはいかないが会場に集まったカスタムカーの数々を画像ギャラリーにどっさり収録したので、そちらをじっくりご覧いただきたい。
じゃんけん大会で幕を閉じ、次回は秋に開催予定
このイベント恒例のじゃんけん大会は、目まぐるしく変わる天候を見ながら、雨の止んだタイミングを見計らってイベント開催中に3回に分けて行われた。閉会間際は、雨も完全にやんで、大いに盛り上がった。次回は今年の秋に開催を予定しているとのことで、最新情報は「Street Wheelers」オフィシャルサイト(https://www.street-wheelers.jp)でチェックできる。
また、今回のイベントの動画配信も行われているので、こちらも要チェックだ。