お疲れ症状その3:ステアリングの中立付近の反応がない
これも慣れてしまうとわからないが、まっすぐに走っているときにステアリングの中立付近の手応えや反応が弱くなっていないだろうか。ステアリングラックを固定するブッシュなどがお疲れになってくると、ステアリングに対する反応が曖昧になってくる。
だからといってすぐに壊れて動かくなくなるようなことはないが、高速道路移動が多いとかなら格段に疲れやすくなっているはず。ステアリングラックのマウントブッシュをリフレッシュすると、シャープでキビキビとしたハンドリングが復活する可能性が高い。
お疲れ症状その4:ブレーキを踏むとペダルタッチがフカフカ
ブレーキがガッチリとしたペダルタッチではなく、ふわっとした曖昧なものだとあちこちにトラブルがあるかもしれない。ブレーキフルードにエアが噛んでいたり、パッドやローターが減っていることでも曖昧なペダルタッチになりやすい。
そして、忘れちゃいけないのがハブベアリングだ。車輪を保持しているハブベアリングが劣化してくると、微妙にタイヤとブレーキローターごと左右に振れながら回転するようになる。そうするとキャリパーピストンもわずかに戻されていて、ブレーキを踏むたびにペダルストロークが大きくなってしまうのだ。ブレーキだけでなく、ハブベアリングのチェックもオススメしたいポイントだ。