パラモトライダーが箱根ターンパイクを走れる機会を用意!
そして、今回の体験走行会の最後に重大な発表がなされた。青木治親氏は以前から「箱根ターンパイクでパラモトライダーに走ってもらいたい」ということを公言していたが、それがついに実現の運びとなり、その内容が当日の参加者に伝えられた。
その内容は、神奈川県にある有料観光道路「アネスト岩田ターンパイク箱根」を、貸し切り状態でパラモトライダーに走行してもらおうというもの。この構想は、パラモトライダー体験走行会開催当初からの夢であり、「障がいを持ったライダーが公道を走行する機会を」とことあるごとに治親氏本人から聞いていた。当初は10年後には開催したいというものだったが、その気持ちが収まらず、まさかの今回の発表となったようだ。
開催日は9月11日(日)を予定している。参加者はすでにこのSSPパラモトライダー体験走行会に参加し、箱根ターンパイクの走行が可能と判断された参加者となる。また、医療従事者のボランティア参加を周囲に告知してほしいという。
もちろん、ターンパイク全線を借り切っているため、通常のボランティアスタッフも大規模に募集となる。今回のこの企画のタイトルは「やるぜ!! 箱根ターンパイク2022」となり、6月1日からは国内最大級のクラウドファンディングサイトCAMPFIRE(キャンプファイヤー)での支援の募集もスタートしている。まだ、詳細は今後発表していくということだ。
ちなみに通常のSSPパラモトライダー体験走行会も継続して開催していくこととなっており、次回は6月13日(月)、向ヶ丘自動車学校(神奈川県川崎市宮前区菅生4丁目6−1)で開催を予定している。