【オニヤンマシール】
昨今、アウトドア界隈で話題となっているオニヤンマシール。なぜオニヤンマ? と思われる方も多いかもしれない。
「先日、知人とキャンプに行ったときに教えていただいたのですが、オニヤンマは肉食でアブやハチなどの天敵であり、虫除け効果があると言われているようです。いろいろと調べてみると入荷未定が多かったですね。最近、インクジェットプリンターの機械を導入したので、作ってみようと思い企画してみました」(天野社長)
早速ジムニーに貼っている実物をチェックしてみると、遠くからでもわかるほどリアルな再現度に驚いた。近づいてみると、ステッカーにはポッティング加工(ウレタン樹脂でコーティングしたもの)が施されており、平面的なシールよりも美しい仕上がりで、高級感と立体感があるのもうれしい。また耐候性も高く、太陽光や温度、雨に濡れても劣化しにくいのも特徴だ。
「こだわった点はとにかくリアルにするということでした。ただ、プロトタイプはオニヤンマの写真から起こしてみたのですが、リアルすぎて気持ち悪くなってしまったので、アニメチックにしました」(天野社長)
たしかに、胴体のシマシマや触覚の形状、さらに羽の線が1本1本、細かく描かれているため、オニヤンマの再現度が高い。聞くところ、ほぼ手書きで1匹作るのに2日間もかかったそうだ。さらに天野社長は次のように話す。
「気づいているかもしれませんが、羽は透けるようにしています。実物も透けていますよね。あえて背景も映り込むようにすることで、本物感を出しました。例えば、赤いクルマに貼ると、羽の部分は赤くなります」
なるほど。リアルなのはイラストだけではなく、実物らしさにもこだわっているあたりがさすがだ。人に近寄って来たアブやハチも、シールのオニヤンマの存在を無視して近づこう……とは思わないはずだ。デザインから印刷まですべて自社製造で行っており、価格は2500円(送料込み)なのだから、手間を考えてもお値打ちといえる。
【ジムニーJB64用リアバンパープロテクター】
最後に紹介をするのは、JB64用のリアナンバープレート周りに装着するドレスアップパーツだ。樹脂パーツで構成されているため、物足りない……見た目が寂しいという声から思いついたという。
天野社長はワイルド感を出すために、印刷では出せない立体的でボコボコのある縞鋼板デザインの塩化ビニールシートをチョイス。ナンバーフレーム周りの形状でプレス抜きし、両面テープを自社で貼り付けたものが販売される。
貼り付け方法は、装着前に付着しているゴミを除去し、シリコンオフなどでワックスやコーティングといった脱脂をしてから、空気が入らないようにペタッと貼り付けるだけ。カラーバリエーションは、シルバーのほかにブラックも用意されているので、好みで選んでほしい。価格は4500円(送料込み)。
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愛工房
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