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雨天に嬉しい「かさ収納ポケット」! 虫除け「オニヤンマシール」! 愛工房の「貼るだけアイテム」がスゴイ

誰でも簡単に装着できるのが嬉しい!

 貼るだけでクルマのイメージを手軽に変えることができるプロテクターやステッカーなど、魅力的なパーツを豊富にラインアップしている愛工房。同社から新たにスズキ・ジムニー用の新製品が登場した。

 今回紹介するアイテムは、これからの季節にぴったりな運転席・助手席のドア下に設置できる「かさ収納ポケット」「オニヤンマグッズ(虫よけシール)」と、ドレスアップに最適な「リアバンパー用プロテクター」の3種類となる。

【ジムニーJB64/JB74W用 かさ収納ポケット】

 これからの季節、気になるのが雨の日の傘問題。車内の限られたスペースのなかでどこに置くか……非常に悩ましい。びしょびしょに濡れたまま助手席や後席の足元に置くと、雑菌の繁殖や匂いの原因となる。ホームセンターにはシートに引っ掛けるアンブレラホルダーは発売されているが、いずれにしても畳んで収納するまでに車内が濡れてしまう。

 なにかいい方法はないか? 愛工房の天野信昭社長は、インスタグラムを見てヒントを得たという。「運転席と助手席のドア下に針金で固定しているのを見て、これなら似たようなものが作れるかもって思いました。ただ、使ったあとのことも考えると袋状が良いかなと考えまして、今回の製品化に繋がりました」と天野社長。

 そこで天野社長はポリエステルを使用し、かさ収納ポケットを製作。ジムニーのドアは、内側の樹脂パーツの下は鉄板がむき出しとなっているため、そこにすっぽりと収まるようにマジックテープで貼り付けるだけとお手軽だ。

 取り付け方法は、樹脂パーツの部分と、鉄板の部分を十分に脱脂してからマジックテープの両面テープを剥がし、貼るだけ。工具や熟練の技など必要なく、3分程度で装着できる。なお、マジックテープは、業務用のテントなどで使われている素材なので耐久性、防水性抜群(ただし、完全防水ではない)だ。

「70cmの傘まで入るように設計しています。取り付けはマジックテープなので、ホルダーに溜まった雨水は外して捨てることができます。そのまま干すこともできるようにしました」と天野社長は話す。 傘を収納した状態で見ると、まるでここに置いてくださいと言わんばかりに、内装の樹脂パーツが切り込まれていて、取っ手がうまく収まる形になっている。収納したままドアを開閉できるのも嬉しい。インスタグラムをきっかけに、知恵とアイデアから生まれた「かさ収納ポケット」の価格は1万5000円(送料込み)だ。※運転席助手席の2個セット料金

【オニヤンマシール】

 昨今、アウトドア界隈で話題となっているオニヤンマシール。なぜオニヤンマ? と思われる方も多いかもしれない。

「先日、知人とキャンプに行ったときに教えていただいたのですが、オニヤンマは肉食でアブやハチなどの天敵であり、虫除け効果があると言われているようです。いろいろと調べてみると入荷未定が多かったですね。最近、インクジェットプリンターの機械を導入したので、作ってみようと思い企画してみました」(天野社長)

 早速ジムニーに貼っている実物をチェックしてみると、遠くからでもわかるほどリアルな再現度に驚いた。近づいてみると、ステッカーにはポッティング加工(ウレタン樹脂でコーティングしたもの)が施されており、平面的なシールよりも美しい仕上がりで、高級感と立体感があるのもうれしい。また耐候性も高く、太陽光や温度、雨に濡れても劣化しにくいのも特徴だ。

「こだわった点はとにかくリアルにするということでした。ただ、プロトタイプはオニヤンマの写真から起こしてみたのですが、リアルすぎて気持ち悪くなってしまったので、アニメチックにしました」(天野社長)

 たしかに、胴体のシマシマや触覚の形状、さらに羽の線が1本1本、細かく描かれているため、オニヤンマの再現度が高い。聞くところ、ほぼ手書きで1匹作るのに2日間もかかったそうだ。さらに天野社長は次のように話す。

「気づいているかもしれませんが、羽は透けるようにしています。実物も透けていますよね。あえて背景も映り込むようにすることで、本物感を出しました。例えば、赤いクルマに貼ると、羽の部分は赤くなります」

 なるほど。リアルなのはイラストだけではなく、実物らしさにもこだわっているあたりがさすがだ。人に近寄って来たアブやハチも、シールのオニヤンマの存在を無視して近づこう……とは思わないはずだ。デザインから印刷まですべて自社製造で行っており、価格は2500円(送料込み)なのだから、手間を考えてもお値打ちといえる。

【ジムニーJB64用リアバンパープロテクター】

 最後に紹介をするのは、JB64用のリアナンバープレート周りに装着するドレスアップパーツだ。樹脂パーツで構成されているため、物足りない……見た目が寂しいという声から思いついたという。

 天野社長はワイルド感を出すために、印刷では出せない立体的でボコボコのある縞鋼板デザインの塩化ビニールシートをチョイス。ナンバーフレーム周りの形状でプレス抜きし、両面テープを自社で貼り付けたものが販売される。

 貼り付け方法は、装着前に付着しているゴミを除去し、シリコンオフなどでワックスやコーティングといった脱脂をしてから、空気が入らないようにペタッと貼り付けるだけ。カラーバリエーションは、シルバーのほかにブラックも用意されているので、好みで選んでほしい。価格は4500円(送料込み)。

【詳しくはこちら】
愛工房
◆tel.048-998-8899
http://www.megumikobo.jp/

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