その4:予習不足でモタモタ設営
「よし! ギアも全部揃えたし、現地に行ってセッティングすればあとは楽しむだけ」と意気込んで行ったのに、いざテントや焼き台を組み立てるときに、説明書を見てもやり方がさっぱりわからない、モタモタして、いつまで経っても設営が終わらないなんてことになったら、そりゃもう興ざめしちゃいます。
なんとなくやっても組み立てられるでしょのノリでは、意外とできないのが世の常です。事前に説明書に目を通しておいたり、YouTubeで組み立て動画を見たりして、当日本番では一緒にいる女子に「そこの〇〇を手伝って」など、スマートに指示を出せるようにしておいた方がGood。道具を揃えただけでは、おもてなしは完了していないのです。
その5:楽しい気持ちだけが爆発して片付けがおろそか
楽しませてあげたい! オレも楽しい! 飲むぞ飲むぞー! と、バーベキューをしながらお酒を飲むのって、普段の何倍も楽しい気持ちになりますよね。自慢のクーラーボックスからキンキンに冷えたさまざまなドリンクが出てきたら、女子はその気遣いにメロメロです♡
ですが、男子のテンションも最高潮でお酒が進み、気づいたらベロンベロンになってはダメなんです!! アウトドアは事前準備から後片付けまでがひとつのイベントです。せっかく色々な準備をしてくれたのに、最後が泥酔状態で、片付けそっちのけで爆睡していては、もう一生アウトドアなんてあなたとはしたくありません。後片付けこそ、一番大変な作業ですので、男子も女子もみんなで協力して、次の機会に気持ちよくギアを使えるように綺麗に片付けをしましょう。
その6:張り切りすぎた手料理の振る舞い
最近ではアウトドアブームということもあって「キャンプ飯」なんて言葉まで生まれるほど、食事にフォーカスが当たっています。メスティンを使用したり、スキレットを使用したりと、お洒落で映える料理が、本やYouTubeを参考にして作ることができますね。張り切って料理を振る舞ってくれるのは嬉しいのですが、得意技を見せようと、コンロで勢いよくフライパンをガッチャンガッチャン振るって油ハネで周りを汚したり、カッコつけてひっくり返そうとした挙句、食べ物がどこかへ飛んでったいたりしたら、「余計なことをしなきゃいいのに」のひと言に尽きます。見せ場を作りたいのはわかりますが、汚れやいらない演出を女子は求めていませんよ。
やる気がない男子と行くアウトドアよりは、頑張りすぎなくらい楽しませたい気持ちを持ってくれている人との方が嬉しいですが、「過ぎたるはなお及ばざるが如し」という言葉のように、やりすぎな気遣いよりも、余計なことは言わない・しないの方がうまくいくこともあるのです。出かけた先での喧嘩は最悪です。これからのアウトドアシーズンが、皆様にとって楽しく快適なものでありますように。