輸入車の足元を華麗に演出するホイールに注目
輸入車ドレスアップユーザーにとって、欠かすことのできない存在であるホイール。数多く存在する中でも、多くの信頼を得ているのがウェッズだ。今回は、マーベリック、クレンツェ、F ZEROの3ブランドからリリースされている注目のホイール最新作を紹介していこう。
【MAVERICK 1410S】
時に妖艶に、時には力強く! 表情豊かなスポーティプレミアム
2ピース構造のマーベリックが新作1410Sに採用したのは、5ホールにベストバランスといえる10本スポーク。端正で幅広いスタイルにハマる定番デザインといえるが、立体感と躍動感を追求する最新ギミックを細部に宿す。
理想のマッチングが可能なオーダーインセットに対応
メッシュやスポークといったさまざまなデザインをセンスよく昇華させ、インセットはミリ単位でオーダー可能。理想形を構築できる2ピース構造のマーベリックへ、新たに投入されたのが1410Sだ。
ベースはエッジを効かせて軽やかさを主張する10スポークデザイン。スポークはセンター方向へ緩やかに傾斜させ、途中でタガが外れたかのようにイッキに落とし込まれる。このメリハリが立体感を生み出し、ダイナミックかつスポーティなムードを作り出すカギとなった。
また、スポークは単に細く追い込むのではなく、側面の縦断面にボリュームを持たせて強度と重厚さを確保しつつ、天面はサイドカット処理でスリムに成型。シャープさと力強さを両立し、見る角度によって表情がガラリと変わる2面性を持たせた。カラーは漆器のように艶やかな新色のグレイズブラックなど、全3色を設定する。
ディテールをチェック!
アウディやBMWの重厚フォルムにハマる希少な10スポーク。メガーヌやルーテシア、マセラティ・ギブリにも対応と、あらゆる欧州車をカバーする。ブラックリムやオーダーインセットも強み。
スポークの天面は極めて細く、側面では厚みを持たせた造形。また、内股にかけてエグリ造形を投入するなど、単なる10スポークではないメリハリとボリュームゾーン、躍動感を持たせた。
高く掲げたエンドから緩やかに傾斜し、ダイナミックに落とし込ませたディスク。俊敏なプレミアムシルバー、高級感のSBC、新色グレイズブラックという魅惑の3カラーを用意。
写真はツヤ感を極限まで高めたグレイズブラック。全5色のセンターキャップ、凛としたブラックリム、渋く輝くクラシカルピアスボルトなど、満足度を高めるオプションも用意される。
SPEC
MAVERICK 1410S 鋳造2ピース
カラー/GLAZE BLACK、PREMIUM SILVER、SBC
7.5J×18インチ 7万7000円~11J×21インチ 12万8700円
【F ZERO FZ-5】
秀逸のデザインと軽量性! テスラ3での理想が叶う
ウェッズのエフゼロといえば、高い強度とデザイン性を両立する「アルミ鍛造削り出し製法」を採用したスタイルアップの新機軸。第5弾は、話題のテスラでそのアドバンテージを最大限に生かす。
純正タイヤ流用が可能な18&20インチを設定
鍛造アルミ削り出し製法のエフゼロシリーズは、金型鍛造や鋳造では表現できない、彫刻品のような風合いが魅力。憧れの鍛造を身近なプライスとしたのも魅力で、多くの車両でハイエンドな性能が味わえる。
新作FZ-5は、2種のツインスポークを重ね合わせた5交点メッシュ。メインスポーク側面に刻んだスリットで、軽快なムードを底上げする。複雑な造形も削り出し製法、かつ精度の高いベース素材ありきの芸当で、ハイパフォーマンスを表現させた。
また、FZ-5はテスラ・モデル3に対応させた点も注目すべき。18インチと20インチという、純正タイヤが流用可能な2サイズを設定。極めて繊細で美しい造形、軽量かつ高い強度は、人気のEVカーでも大きなアドバンテージとなる。
ディテールをチェック!
視覚的な軽さを追求すべく、スポークの先を限界まで細く成型。モデル3対応の18&20インチのリム幅は8.5Jとなり、前者はインセット35、後者は38と美しいマッチングを実現する。
フランジ部にはブランドと鍛造をアピールするロゴが刻まれる。写真のブラッシュドはエッジ感を強めて鍛造らしく、もう1色のダイヤモンドブラックは足元の気品を高める。
SPEC
F ZERO FZ-5
鍛造1ピース
カラー/BRUSHED、DIAMOND BLACK
8.0J×18インチ 7万8650円~9.5J×21インチ 13万3100円