導入コストが安いのも魅力な「ローダウンスプリング」
続いてはローダウンスプリング。ダンパーはそのままでスプリングのみを交換、車高の調整はできないがローコストが魅力だ。モノによっては1万円台で売っている場合があり、工賃を含めても車高調の半額くらいで済む。
ダンパーが純正だとバランスが崩れるのではと心配する人もいるだろうが、以前と違い最近は純正ダンパーとの相性を考えたローダウンスプリングが多く、極端に乗り心地が悪化するようなケースは少ないと思われる。
なおダウン量は製品により異なるので、日常の足に使っているなら20~30mm、イベントがメインなら40~50mmと目的や使用環境に合わせて選ぼう。車高調ほど高機能である必要がなく出費を抑えるなら、ローダウンスプリングという選択肢も十分にアリだろう。安価であっても車高が下がることは変わらないし、車高調との差額で別の部分をカスタムしてもいい。