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本来の意味を知らない人が多い言葉の代表格! 旧車&クラシックカーで使われるヴィンテージ用語「ミントコンディション」とは

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

塗装を含めてフルオリジナル状態が
ミントコンディションの条件となる

 ではクラシックカーのミントコンディションとは、どういうものなのか? というと、未再生で極上コンディションのフルオリジナル実動車ということになる。オリジナル塗装であることがマストなので、レストアするなど、各部を仕上げたクルマとはジャンルが異なるのだ。オドメーターが実走行で、過去の整備履歴を把握しやすいワンオーナー/低走行車であればなおよいといえる。ミントコンディションのフェラーリ・テスタロッサ

 ミントコンディションのクラシックカーは博物館展示級の極上美車で、「よくぞ遺してくれました!」と前オーナーに対して手を合わせたくなるが、それ故に流通価格が高価だ。ケースバイケースなので、フツーの旧車よりもどのぐらい高いのかを明示することは難しいが、以前、ミントコンディションのフェラーリ・テスタロッサが3600万円で販売されていたことがあった。この価格は、価格が高騰し始めたころの話なので、現在ではどのぐらいの相場になるのかを窺い知れるだろう。ミントコンディションのフェラーリテスタロッサのリヤスタイル

 それほど年式が旧くなく、まだフルレストアするまでもないというクルマは、ミントコンディションが一番高いといっていいだろう。今後、これ以上の極上美車は出てこないだろうなと思ったら、高価でもミントコンディションを買っておくのが吉だ。

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  • ミントコンディションのフェラーリ・テスタロッサ
  • ミントコンディションのフェラーリテスタロッサのリヤスタイル
  • フェラーリ308GTOのフロントスタイル
  • ミントコンディションのコルベット2台
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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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