ワークスからパーツが流用できる「アルト(先代NA)」
厳密にいってしまうと車種が違ってしまうものの、HA36系アルトのNAも押したい1台だ。足まわりやボディのチューニングパーツは大半はワークスやターボRSと共用で、絶版となったワークスが新車を超える価格に値上がりしているのに対し、NAは5速MTで40万円~と本格的なサーキット仕様に作り上げてもお釣りが出る。
AT限定免許で運転できるAGSはもっと安く、最近はチューニングパーツも増えてきた。軽自動車だけにタイヤ代を始めとする維持費も安く、サーキット専用のセカンドカーとしても所有しやすいのが特徴だ。
レア車なNAエンジン搭載「MR2(SW20)」
最後は古く生産台数も多くないため見つけるのが難しいが、SW20 MR2の4型~に存在したNAエンジン搭載モデル。初期モデルは165psとやや力不足を感じるパワーだが、3型から180psで4型になると200psまで大きく進化する。数値だけじゃなく可変バルブタイミング機構の採用や、サージタンクやエキゾーストマニホールドの見直し、リヤスポイラーのデザイン変更なども行われた。
該当するモデルは300万円オーバーというプライスが付けられている個体がかなり多く、走りのベースとするには少し勇気が必要かもしれない。だが、同じMR2でもターボに負けない魅力があるのは確かだ。