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MOMOやBRIDEなど一流ブランドが参入のオドロキ! いまハンドルカバーはヤンチャ系御用達アイテムじゃなかった

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/BRIDE

走りを求めるユーザーに向けたハンドルカバーが最近の人気

 しかし、純正ステアリングが誰しもにフィットするわけではない。手の大きさや握り方のクセによっても好みのステアリングは変わるので、どうしても合わないという人も多い。そこで登場するのがハンドルカバーである。

 これは純正ステアリングにかぶせて装着するもので、表皮を好みのフィーリングに変えることができるのだ。すべりやすい純正のステアリングでも、本革風カバーにすればしっとりとして手に吸い付くようになるし、ディンプルや凸凹によって手への馴染みを良くしていることもある。

スポーツ志向のハンドルカバーが増えてきた

 ハンドルカバーというと、これまではキャラクターが記されたものや、フワフワの白い毛で出来ているものが多く、ちょっとヤンチャな皆さんに愛されているイメージもあった。そういった製品は現在もあるが、最近の主流はもっとストイック。ステアリングメーカーとして有名なMOMO製のカバーまで登場しているし、国産シートメーカーとして知られるBRIDEもカバーを発売。こちらはしっとりとした表皮で乾燥した手にも優しい手触りだ。

今年2月にBRIDEからもハンドルカバーが登場

数千円で文字通りステアフィールを変えられる

 そういったものの登場の背景としてはやはり、純正ステアリングが交換しづらくなったことにある。だからこそ、本物志向のカバーが登場しているので、走りを求める人の要望にも応えられるようになったのだ。

MOMOの「SUPER GRIP」をエッセに装着した例

 気をつけたいのはまず、サイズに合ったものを選ぶこと。大きすぎるものはハンドルとカバーが滑ることがあって危険。また、必ずノーマルのステアリングよりも太くなってしまうので、細身のステアリングが好みの人にはマッチしにくい。そういった注意点に気を配れば、数千円からフィーリングを変えられるチューニングアイテムなのだ。

グリップ感を強化している

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  • スポーツ志向のハンドルカバーが増えてきた
  • MOMOの「SUPER GRIP」をエッセに装着した例
  • グリップ感を強化している
  • 今年2月にBRIDEからもハンドルカバーが登場
  • いまどきのクルマはステアリングスイッチが大量に備わる
  • クルーズコントロールの操作もステアリングで行う
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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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