フル乗車でも快適に移動できるクルマを紹介
アウトドアやキャンプの荷物は、ソロやカップルならともかく、多人数になるとどうしても多く、重くなりがちだ。高品質のクーラーボックス、発電機などまで積めばなおさらである。そこで気になるのが、重たい荷物、乗員満載でアウトドアフィールドに向かう際のクルマの動力性能だろう。
アウトドアフィールドが高地にあり、途中、上り坂が延々と続くようなシチュエーションでは、なおさらクルマの動力性能に余裕が欲しいところ。パワーやトルクに余裕がないと、エンジンを高回転まで回すことになり、同時に車内騒音が高まって、それがストレスになることもある。せっかくなら、快適絶好調のまま、アウトドアフィールドに辿り着きたいものである。
そこで、重たい荷物満載でもモタモタしない、フル乗車でも快適かつ楽しく目的地に辿り着けるアウトドア向きのSUVを紹介したい。
マツダCX-5
まずはマツダCX-5のスカイアクティブD、つまりクリーンディーゼルモデルだ。2.2Lターボエンジンは190ps、そしてトルクはなんと45.9kg-m(!)と強力。
ずしっと重いCX-5を余裕で走らすことができる、トルク自慢でもあるクリーンディーゼルエンジンだから、高速巡航では低回転を保ち、その上ディーゼルエンジンとは思えない上質で静かな走りを示す。
上り坂もグイグイ、涼しげに上ってくれる実力の持ち主なのである。操縦性、安定性も抜群だし、今ならフィールドジャーニーというアウトドア向きのグレードもあって、言うことなしではないか。