ヒンジドアに賛否あるがアイサイトが選べる
「スバル・エクシーガ/YA型/発売期間2008年〜2015年」
アウトドアカーと言っても低重心の走りの良さを優先したい……というなら、初代スバル・エクシーガがある。非スライドドアだから、後席の乗降性に関しては、両側スライドドアを備えたステップワゴンやセレナに敵わないものの、水平対向エンジン(=ボクサーエンジン)とリヤのダブルウィッシュボーンサスペンション、16~17インチタイヤ、1660mmの低全高を生かした走りの質はなかなかのもの。
年式的にはステップワゴンやセレナより新しめの2013年式でも50万円以下の個体がメインになる。2012年7月のマイナーチェンジででFF車が廃止され全車4WDとなった。ちなみに安全運転支援システムのアイサイトがver.2になったのもこのタイミングである。
アウトドアなら2列シートのスパイクも狙い目
「初代ホンダ・フリード/GB・GP型/発売期間2008年〜2016年」
最後は初代ホンダ・フリードだ。50万円以下の予算だと、初代の後期型の2012年モデルがオススメだが、中古車人気も高いため、他車より新車価格に対する中古車価格は強気だが、5ナンバーサイズのS(スモール)クラスミニバンのコンパクトさを生かし、走りやすさや取り回しのしやすさは抜群。運転が不慣れな人にもオススメできる、アウトドアにも適したミニバンだ。
2011年にはハイブリッドモデルが追加され、運が良ければハイブリッドモデルの中古車、2列シート仕様でラゲッジルームをガレージに見立てた、当時として最高のアウトドアカーと言えたフリード+の前身となるフリードスパイク(2010〜2016年発売)に出会えるかもしれない。カップルのアウトドアなら、これをイチ押しとしたい!!