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「BBQ」は薄い肉を忙しく焼いて食べることではなかった! 塊肉を豪快に焼くアメリカンBBQの真実を解き明かす

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部 竹内耕太

参加者みんなで楽しく食事を楽しめるスタイル

 スライス肉では「焼き係」がつねに肉を焼くこととなり、誰かが自分を犠牲にして給仕をしなければいけませんが、肉を休ませている間に付け合わせを用意し、テーブルをセッティングしておけば参加者全員で楽しい食事が楽しめるというメリットも生まれます。

 テーブルにはBBQソース、ケチャップ、マスタード、ピクルス、刻み玉ネギ、レタス、トマと、塩、ブラックペッパーを用意し、各自が自分の好きな味付けで楽しめばOK。パンを用意しておけばサンドイッチにもでき、余計な下準備や味付けによる不満が出ることもありません。このダイナーのようなアメリカンスタイルこそが本来のBBQの醍醐味であり、最小限の手間で最大限の楽しさが味わうことができる秘訣なのです。

焼いた肉をスライスしてめいめいが好きな味付けを楽しむ

じつは「丸焼き」スタイルはコスパも良好

 また、バーベキュー本来の「丸焼き」というスタイルは、贅沢に見えて意外と経済的であることはあまり知られていません。一般的な焼肉店では一皿の肉の重さは100gが平均とされ、多い人なら十人前(1000g=1kg)なんて当たり前です。しかし1kgのステーキとなると手強い存在となり、食べ盛りの子どもたちとのBBQではブロック肉の方が最終的な量(=出費)を抑えることができるのです。大きなステーキ肉はインパクトがあり精神的な満足度も大きいはず。「あのときのBBQで大きな肉を食べたよね」と、子どもたちの記憶に残ることは間違いありません。次回のキャンプは野外焼肉をお休みし、経済的で豪快なアメリカンスタイルのBBQに挑戦してみませんか?

豪快だけど火を通しやすい「ビア缶チキン」もお試しを

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  • ※1780年にアメリカの政治家ジョン・セヴィアがテネシーで開催した「バーベキュー・パーティー」の図
  • 焼いた肉をスライスしてめいめいが好きな味付けを楽しむ
  • 大きな塊肉を焼いてから切り分けて、好きなように味付けして食べる
  • 豪快だけど火を通しやすい「ビア缶チキン」もお試しを
  • じっくり塊肉を焼いて食べるのもアウトドアの楽しみ方
  • アルミホイルを使うのも賢い方法
  • アメリカのホームセンターのBBQグリルコーナー
  • もちろん現代のアメリカ人も薄い肉を焼く
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