使い勝手にジャストなクルマを紹介
コロナ禍でアウトドアやキャンプの人気が止まらない。家族や仲間、男子はもちろん女子キャンパーも激増している今日このごろだ。もちろん、アウトドアやキャンプに快適に出かけるのには、クルマが不可欠。しかし、勇敢・ワイルドな!? 女子キャンパーと言えども、クルマの運転がそれほど得意ではない人も少なくないはず。そこで、キャンパー女子にぴったりなアウトドアに似合い、取り回し性がよく、しかも荷物の積載力に優れたクルマを、ジャンル別に紹介したい。
軽自動車編
価格や維持費はもちろん、日ごろの運転、アウトドアフィールドのアクセスにありがちな狭い山道で扱いやすさ抜群なのが軽自動車。絶対的にコンパクトで、しかも小回りが効き、狭い道の走行から駐車まで楽々という、まさに日本の道や使い勝手にジャストなジャンルである。
スズキ・ハスラー
そこで、キャンパー女子に似合う車種としては、まずはワゴン×SUV的キャラクターのスズキ・ハスラーだ。イエロー、シフォン、カーキ、オフブルー、オレンジといったカラフルな色やアース系のボディカラーが揃い、2トーンカラーを選べばオシャレ度150%。インテリアも3色が用意され、トリムカラーのアレンジができたりと、クルマを彼氏のように!? 自分好みに染めたい女子にぴったり。
もちろん、最小回転半径4.6mという抜群の小回り性、走りやすさを持っているから、街なか、駐車、アウトドアフィールドでも走りやすさは文句なし。4WDを選べば、悪路も不安なく走破できるオールラウンダーでもあるのだ。
さすがに軽自動車のボディサイズだから、後席使用時のラゲッジルームのスペースはそう広くはないものの、ひとりやカップルのアウトドア、キャンプであれば、後席を倒すことで広大なラゲッジルームに大変身。しかし最大のお薦めポイントは、乗り心地の良さ。軽自動車とは思えないほどの上質でフラットな乗り心地が自慢。動力性能に余裕あるターボモデルを選べば、長距離走行でも極めて疲れにくいのである。
三菱eKクロススペース
軽自動車ではこのほか、ダイハツ・タフト、三菱eKクロス、eKクロススペースといった、SUVテイストの強いモデルもある。子育て中のお母さん女子キャンパーなら、子どもを抱いたまま後席の乗降がしやすい両側スライドドアを備えたeKクロススペースがいいかもしれない。