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ワークスチューンは初心者こそオススメ! 初めてのチューニング&カスタマイズに向いている理由とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web

  • ワークスパーツのイメージ

  • ニスモホイールのイメージ
  • TRDのサスペンション
  • BRZのパーツイメージ

初心者でも挑戦しやすいチューニングパーツの代表格

 サスペンション、マフラー、エアクリーナー、ホイール、エアロ、ブレーキ。世の中には数え切れないほど多くのチューニングパーツが出まわっており、初心者にとっては嬉しい反面「どれを選べばいいの?」と悩ましい部分もある。そんな層にオススメしたいのがワークス系メーカーだ。

 まず『ワークス』の定義を簡単に説明しよう。元々は自動車メーカー直系のモータースポーツ部門を指す言葉で、母体から提供される豊富なデータや潤沢な資金を背景に活動し、そこで得たノウハウを活かし市販車用のアフターパーツも開発する。代表的なワークスがTRD(トヨタ)やNISMO(日産)で、クルマ好きなら一度は名前を聞いたことがあるに違いない。

ニスモホイールのイメージ

ディーラーで買える安心感と保証は嬉しい

 では本題に入りワークス系のパーツを勧める理由について。まずは特殊なレース専用品じゃない限り保安基準適合で、安心して公道を走れるし車検もパスできることだろう。他メーカーも保安基準適合のパーツを多数リリースしているが、なかには通るか通らないかギリギリのラインを攻めていたり、劣化すると音量や車高がアウトになってしまう商品もなくはない。

 その点ワークス系は自動車メーカーの看板を背負っていることもあり、保安基準には経年劣化による性能の変化を含め神経を尖らせている。ディーラーで販売したり取り付けを行なうだけじゃなく、車検や整備で入庫することを考えれば当然かもしれない。品質に対する自信の表れか保証を付けているパーツも多く、そういった部分もカスタム初心者にとっては安心感がある。

TRDのサスペンション

扱いやすいオールマイティな性能が魅力

 サーキットで性能を発揮するのはモチロン、公道で使用することを前提としているため、性能がいい意味で尖りすぎていないのも魅力。タイムアタックなど明確な目的があるユーザーは少し物足りなく感じるかもしれないが、オールマイティかつチューニングと引き換えに失う部分の少ないワークス系パーツは、毎日の通勤やロングドライブからサーキット走行まで1台でこなす人にピッタリなのだ。

BRZのパーツイメージ

 愛車を手放すことになった際はリセールの面でも有利。ワークス系パーツであればディーラーでもマイナス査定になる可能性は限りなく低いし、買取店ならコンディションにもよるが一般的な社外パーツより高く査定される傾向が強い。愛車を何かしらカスタムしたいが知識も経験も少なく不安、という人は高性能かつ安心して使えるワークス系から始めてはどうだろうか。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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