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ワイドボディの存在感がハンパない! ルックスだけじゃないサーキット走行派には嬉しいメリットとは

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 加茂 新

  • ワイドボディシルビアのイメージ

  • フロントフェンダー
  • ワイドボディ化のフロントビュー
  • フェンダーの加工イメージ
  • Cピラー加工
  • ワイドボディシルビアのイメージ
  • リヤビュー

フェンダー叩き出しでは得られない満足感がある!

 ワイドボディ化というとフェンダーを叩き出すのが定番。しかし、もっと大幅なワイドボディ化もある。それがフェンダーカット&オーバーフェンダーの装着だ。

 そもそもフロントフェンダーはワイドなものに交換してしまえばいい。しかし、リヤは取り外しができないので、ボディ自体を加工するしかない。そうなるとノーマル復帰は無理。もうワイドボディでずっといくしかないのである。

 それでも得られるものはほかにはないワイドなボディ。一般的にドアはそのままなので、いわゆるコークボトル的なクビレのあるグラマラスなボディラインになる。これはオーナーだけかもしれないが、なんともいえぬ満足感があるもの。レーシングカーも多くはそういったボディラインになっている。

大幅なボディ加工が必要になってしまう

 フロントフェンダーはFRPなどのワイドフェンダーに交換すれば比較的簡単。しかし、インナーフェンダーがワイドになった分、足りなくなってしまう。そこでインナーフェンダーを外す手もあるが、筆者がS15をワイド化したときは、騒音が増えたりするのを考慮してインナーフェンダーを残してもらった。純正インナーフェンダーを購入していまあるものと重ねてカットして接着することによって、ワイドなインナーフェンダーを製作してもらったのだ。

フロントフェンダー

 リヤフェンダーはまずノーマルの耳の部分をカットする。それからもっと大幅にカット。そうしないといくらワイドフェンダーを装着しても、純正フェンダーとタイヤが干渉してしまうので太いタイヤが履けないのだ。フェンダーの加工イメージ

 リヤフェンダーはそのカットラインを引き上げるように切り目を入れていく。しっかりとラインを上げたらサビ止めを入念に施す。

 FRP製のワイドフェンダーはそのまま被せて接着すればいいのだが、そうなるとCピラーにフェンダーを被せた段差ができてしまう。そこでFRPフェンダー裏面を削って薄くしてから装着し、Cピラーの重なる部分はスムージング。この作業によって、継ぎ目のないオーバーフェンダーとしてもらった。

Cピラー加工

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