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愛車もドライバーも熱くなりすぎるのはいいことナシ! 覚えておきたいサーキット走行のクーリング対策

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

ドライバー自身のクーリングでもオーバーヒートは防げる

 コースが混雑している場合は、スロー走行していると“邪魔になるのでは……”と気が引けるかもしれない。そのような状況では、ピットロードをゆっくり通過するだけでもある程度はクーリングすることができる。ドライバーの身体にはキツいというか危険かもしれないが、ヒーターを使用すると水温が下がることも覚えておくと便利だ。例えば、レースによってはラジエターの変更がレギュレーションで認められていない場合は、走行中どころかエンジンをかけた瞬間からヒーターを全開にすることも多い。ピットイン

 ただし走行会では決められた周回数、または走行時間をきっちり走り切る必要はないし、暑さで朦朧としたまま走るのは自身の身体はもちろん周囲のクルマにとっても危険だ。そのような状況ではピットに戻ってからアフターアイドリングを行い、同時にドライバーはクルマから降りて、自分自身のクーリングもしっかり行いたい。走行後のエンジンのクーリング

 最後にもっとも重要なことに触れておきたい。いくら高性能な水温計や油温計を装着しても、走りに没頭し数値を見なければ意味がないということ。操作に余裕のあるホームストレートなどでチェックするクセを付けて、必要とあらばクーリングや走行を止め(ピットに戻るなど)オーバーヒートを未然に防ぐことで、大事な愛車を労ることができるはずだ。

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  • ランエボのインタークーラーエアダクト
  • 大容量ラジエーター
  • ピットイン
  • 走行後のエンジンのクーリング
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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