バケットシートの女子ウケポイント02:
「身体をしっかり包み込んで支えてくれる」
純正シートのなかにはシートバックや座面がフカフカしていて、それはそれで座り心地は悪くないのですが、男性と比べて身体が華奢な女子にとってはシート自体が意外と広く、肩や腕、太ももなどを支えるサイドサポートが浅く(低い)、シートとの間に隙間ができてしまいます。そのため段差の乗り越えや急カーブ、ワインディングなどでは身体を支えきれず、無理に踏ん張ったりと目的地に到着するころにはヘトヘトなんてことも……。
バケットシートなら、背もたれや座面のサポートが高いので、小柄な女子の身体もしっかり包み込んでガチッとホールドしてくれます。身体があっちこっちに揺れないのでクルマ酔いをしにくいのも嬉しいポイントです。なんといってもバケットシート自体が私を優しく包み込んでくれる頼もしさに“きゅんです”。
バケットシートの女子ウケポイント03:
「シートヒーター付きのモデルも存在」
最近では純正シートでもシートヒーターが採用されているクルマが増えていますが、グレードによってはシートヒーターがないこともあります。市販のバケットシートのなかには、シートヒーター付きの商品が設定されているモデルもあり、冷え性女子にとって寒い冬にはとっても嬉しい機能です。バケットシートでお馴染みのレカロやブリッドからシートヒーター付きモデルが数多く発売されています(レカロ:RS-GE、RS-GS、SRシリーズなど。ブリッド:DIGOIII LIGHTシリーズ、EUROSTERIIシリーズなど)。見た目のかっこよさに加えて、暖かいシートに座れる便利な機能も付いていれば、心も身体もホカホカになります♡
バケットシートの女子ウケポイント04:
「リクライニング機構付きならさらに快適」
バケットシートのなかでも背もたれと座面が一体型になっているフルバケットシートは、ホールド性は抜群なものの、リクライニングさせて背もたれを自分の好きな角度に調整することはできません。もともと起こし過ぎず、倒し過ぎずの絶妙な角度で設計されているので、調節は取り付け角度のみで行います。一方、セミバケットシートなら、リクライニング機能が付いているので普通のシート同様に、シートを倒して寛ぐことも可能です。
最近では、少し回しにくいダイヤル式の角度調節機構から、レバーを採用しているモデルもあるので、使い勝手も普通のシートと変わらない扱いやすさも魅力(ブリッド:STRADIAIIIなど)。フルバケットシートと比較して、セミバケットシートはサイドサポートが浅いので乗り降りが楽なところも、日常的に使いやすいポイントです。
ミニスカートやロングスカートなどがシートのサイドサポートに引っかかって降りにくいとか、リクライニングできないし、硬くて乗り心地悪そうといった、ネガティブなイメージを抱かれがちなバケットシートですが、じつはクルマで使える優秀な高級シートなのです。クルマを運転する人も、助手席が定位置の女子でも誰もがお世話になるシート。快適なドライブにひと役買ってくれるバケットシートの導入を、奥さまや彼女に相談してぜひ検討してみてはいかがですか?