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やれた愛車の効果的なリフレッシュ方法とは? メリットだらけの現代流アレンジ術7つ

LEDバルブのイメージ

今どきのアイテムを使うことで愛車を進化できる

 長年乗ってきた愛車をレストアしたりオーバーホールするときに、すべて純正パーツで組んでオリジナルな状態でリフレッシュするのもいいが、古いクルマほど純正パーツが高価だったりする。要所要所にうまく社外部品を使うと、アップデートになって使い勝手がよくなったり、コストを抑えることができる。

 そうしたリフレッシュを兼ねた現代風のアレンジにおすすめの箇所をいくつかピックアップしてみよう。

現代流アレンジその1:ライトのLED化

 純正がハロゲンライトのクルマであれば、LEDにするのがおすすめ。圧倒的に明るくなるので運転しやすくなって安全性も増し、消費電力(およそ20W)も激減する。しかも寿命も30000時間(約15年)と、ハロゲン電球の37.5倍の長さを誇る。

 発熱が少ないので、雪国だとライトに付着した雪が溶けないという難点もあるが、ライトを変えるだけで古くささを感じさせなくなるメリットは大きい。

現代流アレンジその2:エアコン

 快適なドライブに欠かせないエアコンも、7~10年ぐらいでトラブルが出ることが多い。古いクルマの場合、その冷媒にCFC-12フロンを使っているが、環境問題から製造中止になって久しい。

 というわけで、古いクルマのエアコンを直すのなら、そのまま純正状態で直すのではなくレトロフィットキットを組んで、安価に流通しているHFC134a(代替フロン)が使えるようにするのがベターだ。

現代流アレンジその3:シート

 シートも意外に消耗品で、5~6万kmも走ればウレタンやバネがヘタってくる。ヘタったシートは疲労度にも大きく影響するが、純正シートはホールド性がよくなかったり、妙に柔らかくて長距離運転には向かないものも多い。せっかくリフレッシュするのなら、レカロなどの長時間乗っても疲れにくいシートへ交換するともっと愛車が好きになるはず。

現代流アレンジその4:マフラー

 マフラーも長期間使っていると、パイプに穴が開いたり、消音効果が低下してくることは避けられない。やはり定期的に交換する必要があるわけだが、せっかく変えるなら、純正マフラーよりアフターパーツの車検対応マフラーがおすすめ。

 オールステンレスタイプなら腐食性に優れているし、ルックス的にも美しい。音量は車検対応品なら問題なく、音質についてはいろいろ選べ、出口の形状なども幅広く選択できる。なおかつ、価格も純正マフラーと遜色ないものも多い。

現代流アレンジその5:フロアマット

 フロアマットの交換は、予想以上にリフレッシュ効果が大きいのでおすすめ。
ただし、純正品(ディーラーオプション)はすぐに製造廃止になるのと、コストが高いという欠点があるので、これは社外品でいいものを探そう。

 社外品でも車種別専用設計のフロアマットが出回っており、フィッティングもコスパもいいものが多いので、これらを利用してみるといいだろう。

現代流アレンジその6:ステアリング本革張り替え

 インテリアのリフレッシュでもうひとつ効果的なのが、ステアリング本革張り替え。年季が入っていたんできた本革ステアリングを、ナルディやモモなどのブランドものに交換するのもいいが、エアバッグ付きだといろいろ制約もある。専門業者に頼んで、本革に張り替えてもらうと仕上がりにも満足できるはず。

現代流アレンジその7:バッテリー

 消耗品のバッテリーも純正と同じものに交換するのではなく、同サイズのまま容量の大きなものの交換するのがベター。例えば純正バッテリー交換が「55B24L」だったら、「55」が性能ランクの表示なので、これを「60」あるいは「65」など1~2ランク大きなバッテリーに替えるといい。

 そうすることで、始動性も向上するし、長い放置期間にも強くなる。全開全負荷時にインジェクターや燃料ポンプ、点火システム、ECUに余裕が生まれ、エンジンのフィーリングアップにつながり、さらにはオーディオの音質もよくなる。

そのほか最新パーツ流用チューンも増えてきた

 エアフロメーターやインジェクター、点火コイルなどを、最新車種の純正品から流用するのも定評あるチューニングとなってきたし、タービンなども社外品の方が高効率でコスパのいい製品が増えてきている。

 タイミングベルトも強化品なども出まわってっているので、レストア、リコンディションを考えるときは、視野を広げてパーツを選ぶようにするといいだろう。

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