2代目~4代目を10万円台からよりどりみどり
「あぁ~、V6とかあったねぇ~」と懐かしく思っているクルマ好きのためにユーズドカーの価格も記しておくと、世界ラリー選手権などで活躍した「5(サンク)ターボ」の再来といわれた「クリオ(ルーテシア)R.S. V6を買うためには、やはり500万円強の軍資金が必要となる。
しかし、その一方で往年のルノー・スポールは驚くほど安価で流通しており、2~3代目のR.S.を70~80万円程度の予算でゲットすることができ、4代目でも100万円切りの個体が出てきている。3代目はトランスミッションのシンクロが弱点という説もあるが、3ドアのルノー・スポールに乗りたい場合はコレがラストモデルなので、生粋のホットハッチ好きにとっては3代目が一番の狙い目だといえる。
また、素のグレードであれば3代目は10万円ちょっという予算でゲットできたりして、ルーテシアのユーズドカーは100万円以下で選び放題なのであった。
伝説のラリードライバーであるジャン・ラニョッティ氏に憧れた世代としては初代のMT仕様が白眉だが、2代目に「クリオR.S. 2.0 16Vジャン・ラニョッティ」という超絶ステキなグレードが存在しているので、3代目も捨てがたいが筆者のベストバイは2代目だ。