バランス感覚に長けたスマートな22インチ
タイヤハウス内の懐が広いハリアーは、ノーマル車高でも22インチを収めることが可能だ。ホイールも充実しており、自分の求める1本が見つけやすいのも魅力。モノブロック構造で大口径感を主張するのもアリ。リム幅やインセットの自由度が高いマルチピース構造でツラ具合を極めた履きこなしなど、あらゆるスタイルに対応可能だ。足元だけでも高級感がしっかりと際立つ、極上なアーバンスタイルを構築できる。
ノーマル車高でもインセット次第でリム幅9.0Jを狙うことも可能。タイヤサイズは純正外径とのバランスを考慮し、245もしくは255あたりの35偏平をセットするといいだろう。
装着したのはレオンハルト・フォージド LS-M1。フロント:22×9.0J・インセット40/リヤ:22×9.0J・インセット40を装着。タイヤサイズは前後ともに255/35-22だ。
圧巻な存在感と引き換えに多少のリスクは覚悟が必要な24インチ
今回のマッチングで驚かされたのが、超大口径との相性の良さ。24インチともなれば”やりすぎ感”が出るのかと思いきや、ごく自然に履きこなせてしまったのだ。
ただし、装着タイヤは30偏平と薄く、乗り心地の悪化や段差を乗り越える際は注意が必要など、大口径ゆえのリスクは少なからず伴う。また、24インチとなれば履くことのできるモデルは極めて少ない。多少の冒険は必要だが、そのぶん圧巻の足元を手にすることができる。
超大口径だけに、USラグジュアリー系にオススメ。ただし、テスト車の装着タイヤでは、純正よりも外径が大きくなるため(約50mmUP)、ホイールとあわせてサイズ選びは十分注意したい。
24インチに採用されたのはレオンハルト・ジーニス シュタイン。サイズは、フロント:24×9.0J・インセット40/リヤ:24×9.0J・インセット40を履かせる。タイヤは前後ともに255/30-24となる。
*推奨サイズについては参考値につき、車体や車高によって干渉する恐れがあります。