手軽に日々の暮らしに取りこめるプロジェクター
夏休みを目前にして、お孫さんの帰省を待ち望んでいるおじいちゃん、おばあちゃんも多いのではないでしょうか。でも、お孫さんがやってきてもスマホや携帯ゲーム(個人端末)に夢中で、思ったようなコミュニケーションが取れない……なんてことも多いと思います。
そんなとき、おすすめしたいのが大きな画面で楽しめるプロジェクターです。お孫さんの写真や動画、ゲーム画面を迫力ある大画面で一緒に楽しんでみませんか?
最新のプロジェクターは軽量コンパクト、そして操作も簡単なので昔のように身構える必要もありません。専用のスクローンがなくとも、白い壁でも十分に綺麗に映すことも可能です。ここでは編集部がイチオシする最新モデルを、分かりやすく解説したいと思います。
コンパクトで和室にもなじむソフトなデザイン
今回、ご紹介するのは2021年のグッドデザイン賞を受賞した「BenQ(ベンキュー)GV30」。コンパクトな設計と高い投写性能が巷で大きな話題になっている最新のLEDモバイルプロジェクターです。
専用のケースにプロジェクター本体と接続コード、専用リモコンが収納され、ケース自体もグレーのファブリックにイエローのパイピングがアクセントとなりとってもオシャレ。内部にはクッション構造を採用しているので持ち運びをしても安心です。
気になるデザインは白を基調としたラウンド形状で、ひと昔前のメカメカしいプロジェクターとは比較にならない洗練されたもの。洋室だけでなく和室に置いても違和感を与えない、ソフトで親しみやすいデザインが採用されていて、その姿は小さなゲーム機のようにも見えます。専用スタンドはマグネット式となり、シームレスに角度調整できるのも大きなポイント。投写するスクリーンや壁の角度に合わせて無段階に調整でき、
セッティングは簡単でスマホやパソコンと連動もOK
GV30のセッティングは簡単です。スクリーンまたは白い壁に向けて投写し、左右の大きさを決めます。左右が決まったらリモコンでメニューから自動台形補正を選んで調整すればセッティングは終了。ピントもオートフォーカスですぐ合わせてくれます。投写サイズは30インチから最大100インチとなり、好みに合わせて投写することができます。メニューには部屋の明るさに合わせて画像モードが用意されているので、好みの明るさに合わせてクリックすればOK。
操作は付属のリモコンを使って行え、テレビやDVDプレイヤーと同様の感覚で使える手軽さがGV30の大きな魅力になっています。Wi-Fi(無線通信)やBluetoothを利用すれば、スマホやパソコンの画像や動画、音楽を簡単に再生できるので面倒な配線も不要。設定は簡単ですが、自信のないおじいちゃんやおばあちゃんは、この部分だけは息子さんや娘さんにお願いするのも良いでしょう。
ウェブコンテンツやゲームなどマルチに楽しめる
GV30の特徴はマルチな楽しみ方ができること。Android TVを搭載しているため、Wi-Fiを介してYouTubeやAmazon Primeなどのウェブコンテンツをプロジェクター単体で再生で
さらに本体の側面にはHDMIとUSB-Cのポートが用意され、ゲーム機やメモリースティックの接続も可能。HDMI端子にゲーム機を接続すれば、大迫力の画面でお孫さんとの対戦も楽しめます。GV30があれば、せっかく遊びに来てくれたお孫さんがスマホや携帯ゲーム機の画面に夢中になることもなく、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に