大切なランドクルーザーのボディにキズをつけたくない!
人気が高く受注が殺到したことから、納車まで4年待ちなどという話も聞くトヨタ300系「ランドクルーザー」。なかでも「GRスポーツ」は、トヨタの本気が見えるモデルということもあって、購入希望者が多い。しかしそのクルマでラフロードをいきなり走るというのには、ちょっと抵抗を覚えるオーナーもいるだろう。なぜなら悪路走行は、少なからずクルマを傷つけてしまう可能性が高いからだ。そこで、なるべくクルマを傷めないように、しっかり装備をしてから走りたいものだ。
ランドクルーザーGRスポーツにもマッドガードを装着可能
クロスカントリー4WD用アイテムを数多く開発しているジャオス(JAOS)は、これまでさまざまな車種に対応するアンダーガードやマッドガードをデリバリーしてきたのだが、今回新製品としてデビューしたのが、300系ランドクルーザーGRスポーツ用の「マッドガード取り付けキット」である。
これは、ジャオスですでに販売されている、汎用品の「マッドガードIII」を、300系ランドクルーザーGRスポーツにフィッティングさせるためのパーツである。純正マッドガードでは飛び石などに対する防御に不安があるという人が、マッドガードIIIをセットするとき、正確にカットすることができる型紙や必要となるショートパーツが、キット化されている。
そのため、これを利用するためにはまず、黒と赤がラインアップされているマッドガードIII汎用Lサイズ(1万5400円/2枚・消費税込)を、フロントとリヤ用として2セット購入し、そのうえでこのマッドガード車種別取り付けキット・ランドクルーザー300系GRスポーツ(5500円・消費税込)も購入し、型紙に合わせてマッドガードをカットする必要がある。
こうして文字にすると、取り付けるのが面倒なように思えるかもしれないが、取り付けずに悪路走行したときのボディへのダメージを考えたら、事前にそれくらいの手間は掛けておきたいものだ。もちろん、ジャオス製品取り扱い店での取り付けも依頼できるので、自分で作業するのは難しそうと感じたら、取り扱い店に相談するのもいいだろう。
ハイトの高いタイヤを装着したら見直したいバックランプ
さらにジャオスは、ラフロード走行を考えている人なら注目したいアイテムも発売した。それが「JAOS LEDバックランプ」である。
リバース時に点灯するバックランプ・後退灯は、高さや色・視認性・数などが保安基準で定められている。色は白色に限られているし、昼間に後方100mから視認できければならず、また光源は15W以上75W以下で、ほかの交通への妨げにならない明るさでなければいけない。
さらに、クロスカントリー4WD車で問題となりがちなのが、取り付ける位置の規定。照明部上縁の高さは1.2m以下、下縁の高さは0.25m以上でなければならないのだ。
意外と知らないバックランプの取り付け位置
もちろん、ノーマル車はこの規定に沿ってバックランプが装備されているのだが、リフトアップをしたり、ハイトの高いタイヤを履いたりして車高が高くなると、高さが制限を超えてしまうことがある。こうした場合に後付けできるよう開発されたのが、このアイテムなのである。
悪路走行に備えてリフトアップをしたのはいいけれど、バックランプが高くなってしまったというときには、このLEDバックランプをバンパー下部などに装着すれば、問題はクリア。
製品はUN/ECE規則に基づき、Eマークを取得しているため、取り付け位置と光軸さえ間違えなければ車検に適合する。サイズは120mm×23.5mmで、厚さは37.5mm。価格は8800円(消費税込)となっている。これも、取り付けや配線、純正バックランプの消灯処理などに自信がない場合は、取り扱い店で相談することをオススメする。
【製品の問合せ先】
■JAOS
TEL:0279-20-5511
E-MAIL:info@jaos.co.jp
URL:https://www.jaos.co.jp/