HVモデルのRAV4にもオプションでAC100V/1500Wコンセントを装備できる
電動車ならではのアウトドア、キャンプ、車中泊での使い勝手の良さが、RAV4 PHV、アウトランダーともにAC100V/1500Wコンセントを備えていること。ただし、RAV4 PHVは1個、アウトランダーPHEVはキャビンとラゲッジルームの2カ所に用意されているから、その使い勝手だけに目を向ければ、アウトランダー優位ということになりそうだ。
価格はRAV4 PHVが469万円から、アウトランダーPHEVが462万1100円から。しかし、アウトランダーに関しては490万4900円〜となる、5/7人乗りが選べて装備が充実し、足元の迫力があるGグレード以上を薦めたい(AC100V/1500Wコンセントは両車、全グレードに標準装備)。
もっとも、アウトドアにより似合うのは、スターキャンプというユーザー向けイベントも行っている三菱自動車のアウトランダーではないだろうか。
RAV4のPHVはハイエンドグレードとして、エクステリアデザインが洗練されすぎている印象を受けるからだ。RAV4なら、むしろワイルドなアドベンチャーグレードがもっともアウトドアにお似合いだと思える。
以前のアドベンチャーグレードはガソリン車のみだったものの、今ではHVにも設定があり(410万6000円)、4万4000円のオプションとはいえ、アドベンチャーグレードにもAC100V/1500Wコンセントが装備できるようになったこともその理由のひとつ。
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今回はプラグインハイブリッド同士の比較を行ったが、シリーズ全体を見ると、パワーユニットの選択肢の豊富さ、価格帯の広さという点では、PHEVのみになったアウトランダーに対して、ガソリン、HV、PHVを揃えるRAV4がリードしているとも考えられる。