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「HRE」のプレイオフ進出に暗雲! 波乱の展開となった第15戦をレポート【NASCARトラックシリーズ2022】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

最終ステージはアクシデントが続出……

 そして迎えた最終ステージ。スタートと同時に各ドライバー間の順位争いは激しさを増すなか、アンクラム選手も猛チャージを開始しポジションを上げていく。しかし、49周目に後続車から右リヤをヒットされ右リアフェンダーが損傷し、タイヤがバーストしてしまうアクシデントに見舞われる。

 予定外のグリーンフラッグ下で、右リヤタイヤ交換のピットストップにより周回遅れとなってしまったが、偶然にも51周目にイエローコーションが振られた。アンクラム選手はラッキードッグでトップと同一周回に戻され、54周目のリスタートでは26番手からレースを再開した。

 16号車はここから怒涛の追い上げを見せ、60周目には14位まで順位を挽回、67周目の最終ラップを11位で通過していた。しかし、バックストレートエンドのブレーキングで前を走る2台のアウト側に並び、次の左コーナーで一気に2台を抜き去ろうとしたとき、2台に挟まれ16号車の右フロントが接触。右フロントタイヤがパンクしてしまう。ここでチームはリタイヤを免れるためにそのままスロー走行でチェッカーを受けることをアンクラム選手に指示。16号車は21位でフィニッシュラインを通過し、そのままコースサイドにマシンを停めた。

 パーディ選手は18番手から最終ステージをスタートし、54周目までに17番手までポジションアップしたものの、60周目のリスタートでスピンを喫しターン1-2のタイヤバリアに激しく接触しマシンに重大なダメージを与えてしまう。それでも残り3周、22番手でコースに復帰した61号車は9ポジションアップし、13位でフィニッシュ。パーディ選手はロードコースでの自身キャリア最高位を獲得した。HREのタンドラ

 今季最後のロードコースとなったトラックシリーズで、アンクラム選手の優勝を期待したHREだったが、残念ながらプレイオフ進出はかなり厳しい結果となってしまった。次戦、レギュラーシーズン最終戦となるシリーズ第16戦「CRC Brakleen 150」の結果は、追ってお伝えしよう。

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