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バブル時代のクルマに乗れなくなる!? 電子デバイスに仕込まれた「時限爆弾」とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

  • コンデンサーの液漏れで各所が腐食

  • ホンダ・ビートの初期型ECU
  • ホンダ・ビートの初期型ECU
  • ホンダ・ビートの初期型ECU
  • ホンダ・ビートの初期型ECU
  • コンデンサーの液漏れで各所が腐食
  • 液漏れによって腐食してしまった基盤
  • コンデンサーの液漏れで各所が腐食
  • コンデンサーの液漏れで各所が腐食
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業
  • R32GT-RのECUリフレッシュ作業

80年代以降のクルマもやがて「クラシックカー」になる

 旧車のレストアを趣味にしていて、ふと思うのが、続々と登場する新型車もいつの日か趣味の対象としてレストアするときがくるのだろうかということ。今、珍重されている旧車も、もちろん新車の時代もあったわけで、そう考えるとガソリン車が走っていいのかなどは別にして、バリバリの新型車を数十年後にコツコツとレストアする日が来てもおかしくない。

ECUなど電子制御の経年劣化が深刻な問題になってきた

 と思うのだが、ひとつ懸念がある。正しくはすでに問題が表面化していて、それは何かというと電子制御部分の劣化だ。現状のいわゆる「クラシックカー」、1960年代から1970年代の旧車はアナログ制御なので、オーバーホールはできるし、最悪、他車流用も可能だったりするのでなんとかなる。問題は画期的だったマイコンを搭載し始めた1980年代以降のモデルたちで、劣化という点からすると1990年代のクルマも例外ではなくなってきている。

 各部に現れる不具合はエンジンがかからないとか、かかっても吹けないなど、制御コンピュータの不具合だけに、走行に関わる根本部分に出ることがほとんど。

ホンダ・ビートの初期型ECU

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