女性や左ハンドル車は車載しておきたい!
「トング」
悪天候だけでなく、日常的なドライブシーンでも困ることがある。ETCの装着率が90%以上のいま、左ハンドル車に乗っていて高速道路や有料道路でチケットや領収書をうまく受け取れないようなシーンは減ってきた。
しかし、コインパーキングやショッピングモールの駐車場へ入場する際に、チケット発行のボタンが押せなかったり、機械から出てきたチケットを手で受け取ることができないときのために、車載しておくと便利なのが「トング」(100円)だ。ただし、BBQで使うようなアルミ製トングをドアポケットに入れておくのは気が引けるだろうから、100円ショップなどで売っている可愛いデザインの物や先端にシリコンカバーなどが備わるトングを用意することで、車内を傷付けずに済む。トングなら何でも良いわけではないので要注意!
旅先など突然のオイル交換で使える!
「ドライバー」
旅行中にエンジンオイルのチェックランプが突然点灯したことはないだろうか。日本車ではエンジンオイルが極端に減ることは少ないが、輸入車はオイル自体が減ってしまう(エンジン内部で燃焼してしまう)症状はよくある話。
旅先で自動車パーツ量販店に飛び込み、オイル交換して時間ロスするのを考えると、ひとまず「エンジンオイルを注ぎ足しておくか……」となる。
しかし、さすがに漏斗付きのオイルジョッキまでは車載していないと思うので、オイル注入口から漏れることなく注ぎ足したいときに使えるのがドライバー(0円というか車載工具の基本)だ。このドライバーを注入口に差し込み、そこへ這わせるようにオイルを注入すれば、注入口から漏れることなくキレイにオイルの補充が可能になる。
栓抜きがなくてもビンの蓋が開けられる!
「シートベルトバックル」
飲料のボトルに缶やペットボトルが使われるようになり、車内で瓶のドリンクを飲むシチュエーションははぼないだろう。しかし、キャンプやアウトドアでBBQを行う際に、瓶詰めの清涼飲料水などを持ち込むことはあると思う。
しかし、肝心の栓抜きを忘れてしまったという時に、シートベルトのバックル(0円)が代用できる。栓抜きと比べてしまうとさすがに使い勝手は落ちるが、使ってみると意外にもあっさり蓋を外すことができるのだ。
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他にもまだまだ、クルマで使えるライフハック術は沢山あるので、続編はまた改めてご紹介したい。