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2000円の裏技が盛り沢山! ドライブ中の困難を簡単解決「ライフハック術」をお教えします

運転中のトラブルで困ったドライバー

運転中のトラブルで困ったドライバー

ドライブ中に命を守る大技からちょっとした小技までを紹介

 昨今、世界的な異常気象による予想もしないような酷暑やゲリラ豪雨などで、命の危険にさらされるような場面に出くわすようになった。例えばクルマを運転中に突然の大雨による冠水で水没してしまうこともありえる。そんなときのために賢いドライバーは緊急脱出用ハンマーを車載し、万が一の状況に対応できる備えを行っていることであろう。また、ちょっとした旅先などでトラブルに見舞われることもある。そんなときに積んでおきたいアイテムを2000円以内で厳選、カーライフハック術を紹介する。

雨天のドライブでしっかり視界を確保!
「ドアミラー曇り止めフィルム」

 フロントウインドウに撥水剤を塗布して雨天でもクリアな視界を確保しているドライバーは多いと思うが、右左折や車線変更時で後方確認に必要なドアミラーが、雨滴で機能を果たせないときのために備えたいのが「ドアミラー曇り止めフィルム」(100〜1000円程度)だ。

 ネット通販や100円ショップでも取り扱いがある商品で、クルマへの施工のしやすさも魅力。左右のドアミラーをシリコンオフなどで油分を落とした後に、曇り止めフィルムを貼り付けるだけで、ゲリラ豪雨などの激しい雨でもミラーに映る視界をしっかり確保することが可能だ(曇り止めのほか撥水機能も備わる)。

 ただし、運転席・助手席のウインドウ自体に撥水・親水処理が行われていなければ、ドアミラーの視認性は半減してしまうので、両方に対策を施すことが必要不可欠だ。

水没事故に備えて鍵に付けておきたい!
「ウインドウブレイクキーホルダー」

 車内に緊急脱出用のハンマーを車載している人はどれだけいるだろうか。運転の誤りで川や池、海に落ちてしまうというシチュエーションはあまりないだろうが、それでも万一のために備えることで憂いのないカーライフを送ることができる。とはいえ、デカいハンマーを車載するのは……と考える人も多いはず。

 そこでオススメなのが「ウインドウブレイクキーホルダー」(1650円)だ。このキーホルダーはフロントウインドウを女性でも簡単にたたき割ることができるハンマー機能のほか、シートベルトを切断するカッターも備えているので、イグニッションキーやスマートキーに付けておけば、すぐに車内で活用することができる。

女性や左ハンドル車は車載しておきたい!
「トング」

 悪天候だけでなく、日常的なドライブシーンでも困ることがある。ETCの装着率が90%以上のいま、左ハンドル車に乗っていて高速道路や有料道路でチケットや領収書をうまく受け取れないようなシーンは減ってきた。

 しかし、コインパーキングやショッピングモールの駐車場へ入場する際に、チケット発行のボタンが押せなかったり、機械から出てきたチケットを手で受け取ることができないときのために、車載しておくと便利なのが「トング」(100円)だ。ただし、BBQで使うようなアルミ製トングをドアポケットに入れておくのは気が引けるだろうから、100円ショップなどで売っている可愛いデザインの物や先端にシリコンカバーなどが備わるトングを用意することで、車内を傷付けずに済む。トングなら何でも良いわけではないので要注意!

旅先など突然のオイル交換で使える!
「ドライバー」

 旅行中にエンジンオイルのチェックランプが突然点灯したことはないだろうか。日本車ではエンジンオイルが極端に減ることは少ないが、輸入車はオイル自体が減ってしまう(エンジン内部で燃焼してしまう)症状はよくある話。

 旅先で自動車パーツ量販店に飛び込み、オイル交換して時間ロスするのを考えると、ひとまず「エンジンオイルを注ぎ足しておくか……」となる。

 しかし、さすがに漏斗付きのオイルジョッキまでは車載していないと思うので、オイル注入口から漏れることなく注ぎ足したいときに使えるのがドライバー(0円というか車載工具の基本)だ。このドライバーを注入口に差し込み、そこへ這わせるようにオイルを注入すれば、注入口から漏れることなくキレイにオイルの補充が可能になる。

栓抜きがなくてもビンの蓋が開けられる!
「シートベルトバックル」

 飲料のボトルに缶やペットボトルが使われるようになり、車内で瓶のドリンクを飲むシチュエーションははぼないだろう。しかし、キャンプやアウトドアでBBQを行う際に、瓶詰めの清涼飲料水などを持ち込むことはあると思う。

 しかし、肝心の栓抜きを忘れてしまったという時に、シートベルトのバックル(0円)が代用できる。栓抜きと比べてしまうとさすがに使い勝手は落ちるが、使ってみると意外にもあっさり蓋を外すことができるのだ。

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 他にもまだまだ、クルマで使えるライフハック術は沢山あるので、続編はまた改めてご紹介したい。

 

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