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BMW「2シリーズ」を420馬力にパワーアップ!「ACシュニッツァー」のさりげカッコいいカスタムとは

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TEXT: 塩見 誠(SHIOMI Makoto)  PHOTO: AC Schnitzer

機能に従ったデザインのエアロパーツ

 エアロパーツは、Mエアロダイナミクスパッケージ(SA715)装着車用の「フロントスプリッター」と「リヤルーフスポイラー」、2ピースタイプの「リヤスポイラー」をラインアップ。「形は機能に従う」というACシュニッツァーのコンセプトに沿ったこれらのアイテムは、ハンドリングの改善やダウンフォースの向上を実現してくれる。さらに、バンパー上部をカバーし、傷を防いでくれる「リヤプロテクションフォイル」や「ACシュニッツァー・エンブレム」も用意されている。

 インテリアにはセンターマークが配置され、親指を引っかけることができるグリップデザインを持った「スポーツステアリング」と、アルミ製の「ギアシフトパドル」を装備。同じくアルミ製の「ペダル/フットレスト」や「i-Drive Systemコントローラーカバー」、「キーホルダー」も用意されている。ステアリングはグリップ部にアルカンターラを採用しているため操作性がよく、パドルは操作しやすい形状となっているのが特徴。ペダルはゴムを適正に配置しているため滑りにくく、繊細なペダル操作を可能としてくれている。

* * *

 第2世代となったG42型2シリーズクーペを、より高いレベルへと引き上げてくれるのが、ACシュニッツァーのチューニング・プログラム。もちろんひとつのアイテムのみを装備してもいいのだが、開発は全体を通してトータルでおこなわれている。ACシュニッツァーが本当に狙ったところを味わうためには、コンプリート状態へと仕上げることを考えたいものだ。

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  • BMWの老舗チューナーが手掛けた「M240i xDrive」
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  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 塩見 誠(SHIOMI Makoto)
  • 1965年生まれ。学生時代からオートバイとクルマに熱中し、自動車雑誌編集ののちフリーランスライターに。これまでAE86トレノ、CC72Vアルトワークス、E38AギャランVR-4RS、1980年式シロッコ、CD9Aランサー・エボリューション、プジョー306スタイルなど、クルマを乗り継ぐ。オートバイはCB250RS、RZ250、ZZ-R1100、T-MAXなどつねに複数台所有。現在の愛車はフタ桁ナンバーのアルファ ロメオ156V6とサーキット遊び用のNCP91ヴィッツRS・TRDターボM、JA45クロスカブ。
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