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「オーテック・ザガート」と「トヨタ・クラシック」のベース車両が分かればクルマ通! 変貌を遂げすぎた国産カルトカーとは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: モデリスタ/オーテックジャパン/Auto Messe Web編集部

トヨタ クラシック

 トヨタ初の純国産車「トヨダAA型」の市販から60周年を迎えた1996年に、その記念としてリリースされたのがトヨタ クラシックだ。クラシックという車名の通り、トヨダAA型をモチーフとしたデザインをまとっているが、そのベースとなったのはなんとピックアップトラックのハイラックスのダブルキャブ。

 これは当時のAA型に寸法的に似通っているということと、ボディの換装をしやすいフレーム式を採用していたということで白羽の矢が立ったといわれている。トヨタ クラシック

 パワートレインやインパネなどはハイラックスの面影を残すが、本革シートやウッドステアリングを標準装備とし、タイヤにはホワイトリボンタイヤをチョイスするなどそのこだわりぶりはかなりのもの。

 ただそれだけに価格も高価で、東京地区での希望小売価格は817万円。当初は100台程度の販売を見込んでいると発表されているが、実際にどのくらい販売されたのかは不明だ。

 のちにシングルキャブのハイラックスをベースに、荷台を活かした状態で販売された「TCピックアップ」なるモデルも存在しているが、フロント周りは明らかにクラシックと同じもの。当時のカタログには「アメリカの魂が語り継いできたフォルム」という一文があったが、クラシックオーナーは複雑な気持ちにならなかったのだろうか。

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