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真夏の炎天下はクルマも紫外線に要注意! 愛車のボディを長持ちさせる「日焼け対策」とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

樹脂部分もコーティング

 ワイパーの付け根部分など、黒い樹脂部分は紫外線の影響を受けやすくて次第に白く劣化してくる。そうなると非常にみっともない。最近では樹脂部分専用のコーティングがあるので、これを利用すると保護してくれて黒さをキープでき、劣化した部分に塗れば黒を復活させることも可能だ。黒い部分が黒々としているとクルマ全体も締まって見えるので重視したい。

ボディカラー

 紫外線対策だけで選ぶということはないだろうが、影響を受けやすい色、受けにくい色があるのは事実だ。頭の片隅にでも入れておいてクルマ選びの際に参考にしてみてほしい。影響を受けやすいのは黒や赤。逆に受けにくいのは白やシルバーなどとなる。とくに赤は見た目的にも劣化が目立つ色ではある。

番外:車内対策

 クルマというのは簡単に言ってしまうと、ガラス張りなので紫外線は車内にもドンドンと降り注ぐ。旧車ではインパネ上部が割れてしまうほどだが、現代のクルマにももちろん影響はあって、色あせやカサつきなどが発生する。防止するにはUVカットガラスを採用しているクルマを選ぶといいし、サンシェードの利用やウインドウフィルムの施工などがある。

* * *

 愛車の日焼け対策としていくつか紹介したが、そのほとんどがクルマに乗っていない保管の際の注意点であった。しかし、当然のことながら炎天下にドライブすれば、紫外線による影響を受けることになるのは当然。そこで、夏の終りに内外装のメンテナンスを十分に施すことをおすすめする。

12
  • クルマのボディを傷め続ける紫外線
  • コーティング剤によっては紫外線カット機能がある
  • 面倒でもボディカバーは大いに有効
  • 停める向きも意識してみる
  • 黒い樹脂部分が白っぽくなるのも注意
  • 赤い塗装は色あせが目立ちやすい
  • サンシェードで室内の劣化を防ぐ
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