同じクルマ好きが集まる楽しさ!
メーカーや車種別によって、クルマを愛するオーナーたちがミーティングする光景もいまや当たり前になった。開催周期は年に1度のものもあれば、毎月開催されるものもあるが、多くのクルマが集まるにはそれなりに広い会場が必要となる。ミーティング主催者側がもっとも頭を悩ませる問題であり、知恵の絞りどころでもあるのだが、一度定着してしまえば、それはいわば聖地のような存在となる。そして最近、セダンオーナーにとって注目を集めている場所が、「大阪南港ATC」だ。
いまセダンオーナーから注目集まる「大阪南港ATC」
大阪南港ATC(アジア太平洋トレードセンター)は、大阪湾に面した複合商業施設で、阪神高速湾岸線の南港北出入口もしくは南港南出入口からアクセスしやすい場所に立地している。
この地でこれまで100台近くの「クラウン」、「レクサス」、「マークX・カムリ」が集まったミーティングが開催されているのだが、集まった車両のナンバープレートを見ると、西は九州、東は東海地区までかなり広範囲なエリアから集まっていることが分かる。遠距離をいとわず参加するマインドはどこにあるのだろうか。
主催者に尋ねてみると、参加者の約半数が、ドレスアップコンテストなどのイベントにも参加経験豊富な「イベント組」、そして残り半分がいわゆる「初心者」ということである。「イベント組」の有名オーナーたちは「トロフィーがないから変な緊張感がなくていい」と語り、「初心者」のオーナーは「今後のドレスアップのいアイディアがもらえ、やる気に火が付きました」と、おおむね好評のようだ。
つまりベテランからビギナーまで楽しめるミーティングになっているのであるが、果たして何がセダンオーナーに受けているのか、主催社側からもコメントをもらった。