天然木なら経年していく味を楽しむこともできる
そして天然木は使い込めば使い込むほど味が出てくるため、キズや汚れさえもドレスアップの一環となる点も鉄やプラスチックにはない特徴となっている。天然木を使った内装に仕上げたいものの、そこまでのDIYスキルがない……という人も、一部車種においてはプロショップから天然木を使用したアイテムがリリースされているので、それをベースにして少しずつ自分らしくアレンジしていくというのも面白いかもしれない。
デメリットをしっかり理解してカスタムしたい
とはいえ内装を全て天然木にするとなるとコストや手間、重量もかさんでしまうため、場所によっては木目調の壁紙などを活用してコストダウンを図るなどしているユーザーもいるので、この辺りは悩みながら作り上げていくというのも楽しみのひとつだ。
ただし保安基準で「運転者室等の内装材料」に定められている部分においては難燃素材を使用することが義務付けられているため、DIYで作業する場合は注意が必要になる。現在、木製の板(合板を含む)は厚さが3ミリ以上あれば難燃性の材料とみなされるので、あまり薄く加工したものはNGとなってしまうことをお忘れなく。