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スズキ「エブリイ」が本格オフロードキャンパーに変身! シャコアゲ×顔面スワップの中身とは

エブリイ1台で合計6人のベッドスペースを確保できる

エブリイ1台で合計6人のベッドスペースを確保できる

車内と屋根と横で合計6人が宿泊できる豪華エブリイ

 2022年8月6日・7日に幕張メッセで開催されたソト遊びとモビリティの祭典「アソモビ2022 in Makuhari」。アウトドアや多彩なアクティビティをフィーチャーしたクルマが勢ぞろいした会場で発見した、気になるクルマたちを深掘り。昨今人気となっている顔面スワップをした軽自動車カスタム「little D.(リトルD)」のスズキ・エブリイをさらにアウトドア向けに進化させたキャンピング仕様が注目を集めていた。

エブリイを名車風に顔面変更するダムドの最新作「EVERY little D.」

 数年前から人気の、軽自動車の顔面スワップ。「ダムド(DAMD)」が2020年ジムニー用にリリースしたボディキット「little D.(リトルD)」は名前とスタイルから想像できる通り、イギリスの本格的な4×4モデルである先代ランドローバー・ディフェンダーをモデルとしたオマージュだ。オリジナル同様のスクエアなラジエターグリルに丸目のヘッドライト、そして四隅に配置されたスモールランプとウインカーが大きな特徴。そしてグリル上に誇らしげに装着された「LITTLE-D」のスクリプトエンブレムもアイキャッチになっている。

 そして2022年に7月にダムドからリリースされたばかりの最新作、スズキ・エブリイをベースとした「EVERY little D.」が「アソモビ2022 in Makuhari」に登場した。それも、さらにアウトドア向けにアップデートされた姿で。

T-STYLEの手でシャコアゲ・オフロード仕様に進化

 ダムドの最新作「EVERY little D.」をさらにカスタムしたのは、ジムニー顔のキャリイ「ジムキャリイ」やジムニー顔のエブリイ「ジムリイ」をリリースしている「T-STYLE」だ。足まわりは「アウトクラスカーズ」製の4インチリフトアップキットを装着。さらに純正より直径の大きい165/80R14サイズの「TOYO OPEN COUNTRY」タイヤを装着することで、車高はトータルで15cm近くアップ。ロードクリアランスもかなり確保され、悪路でもガンガン走れるオフロード仕様となっているのだ。

 リフトアップしたボディに合わせて、車体にはワイルドな装備が追加されている。フロントはバンパーを外してバーリング加工されたスキッドプレートとパイプ状のバンパーガードを装着し、これにKC HILITESの「DAYLIGHTER」フォグをセット。さらにアンダーガードを装着することでフロントまわりはかなりワイルドな印象に。本家ディフェンダーにも負けないオフロード感の強いフロントフェイスとなっている。

クルマの上と横も活用して広々と快適キャンプを実現!

 軽自動車は車内スペースがどうしても限られてしまうため、広々とした車中泊を求めるとなると、どうしても普通車に一歩遅れを取ってしまう。こちらのエブリイもリヤにフルフラットとなるベッドキットを設置しているが、さらにスペースを車外に拡大している。まずは「HARD CARGO」社製のキャリアを装着し、アルドア製のルーフトップテントを搭載。これで車内に2人、その上のテント内で2人が快適に就寝可能というわけだ。

 さらに車体側面にはHARD CARD社製のオーニングと、これに組み合わせるオプションのルームテントを装着し、広い屋内スペースを確保している。虫の多い季節や冬場、さらには雨天時に、このスペースはかなり重宝しそうだ。ちなみにルームテントは幅2m×奥行き2.5mもあり、マットなどを敷けばここにも大人が2名就寝可能だ。簡単に取り外しできるので、天候や時間に合わせて気軽に脱着することができるのも嬉しい。

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 たかが軽自動車というなかれ! エブリイをベースにしても快適装備の数々を組み合わせることで、こんなに趣味性が高くて快適なアウトドア遊びを実現できる1台になるのだ。

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