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6000万円超のキャンピングカー登場! すでに2台売れたというモーターホームの内部とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

ベッドはゆとりのクイーンサイズ

 室内はとても広く、アメリカンキャンパーの特徴であるスライドアウト機構を3か所も装備している。そのため、すべてを展開した時には、家と同様の広々とした空間の中でくつろぎの生活が送れる。

 インテリアは、豪華で凝った造形の家具を配置し、落ち着いた雰囲気を演出するダークブラウンの配色で統一されている。

 室内のレイアウトはサイドドアから入った正面が広いリビングスペースで対面式ダイネット、ベッドとして使える高級ソファ、大型テレビ、大容量冷蔵庫、キッチンを配置。

 奥の通路上に温水シャワーと洗面台付きのトイレを完備。一番奥はベッドスペースとなっており、ここにはクイーンサイズのベッドが置かれていた。また、豪華な装飾を施した家具はベッドスペースにも設置されていて、完全に独立した寝室として使えるようにテレビも家具の中に収められているという凝りようだ。

 冷房はもちろんのこと、暖炉風の暖房器具もゆとりの容量を持つタイプをセット。高出力で静音設計のジェネレーターも装備しているので、駆動音がほとんどなく、とても静かな環境で快適に過ごせる。

* * *

 もはや、動くホテルといっても過言ではないアレグロ・ブリーズ33BR。車両価格は、およそ6000万円とのこと。キャンピングカーとしてのスケールの大きさにも驚くが、この価格もスケールが大きい。

 WOT’Sのスタッフに話を聞くと、2022年に入ってすでに2台販売しているという。現在の在庫は、展示車両の1台のみということである。

 以前熊本のスーパーカーオーナーを取材した際に、アレグロ・ブリーズ33BRと同じサイズのバスコンも見せてもらったのだが、2016年の熊本地震の後に、災害対策も兼ねて購入したとのことであった。今年に入って購入したという2台のオーナーも、やはり災害時のときのことも考慮して購入したのだろうか。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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