コースと同じフラットタイプなら乗っても安心だが注意点も
ビギナーでも割と安全なのはコースに近いフラットな部分。ただし縁石はコンクリート製で塗装が施されているため、舗装よりグリップが著しく低いことを覚えておきたい。とくに雨で濡れている縁石は非常に滑りやすく、ウエット路面では絶対に乗らないよう注意。
さらにサーキットの路面にはカントと呼ばれる傾斜があり、大半はイン側に向かって低くなるよう設計されている。つまり内側の縁石に近くなればなるほど水が溜まりやすく、路面がドライのとき以上に縁石を使うリスクが増してしまう。結論としては0.1秒を争うレースやタイムアタックは別だが、一般の走行会じゃ使うメリットは皆無に近いといっていい。大胆に縁石を使った走りはアグレッシブでカッコよく見えるものの、クラッシュや大切なクルマを壊してしまう危険と背中合わせなのだ。