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「素敵な人のクルマは“香り”も素敵でした」デキル大人は知っているメーカー純正「香りカスタム」の世界を紹介します

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TEXT: まるも亜希子  PHOTO: メルセデスベンツ日本/Stellantisジャパン/Auto Messe Web編集部

ホンダは電源ソケットを活用するLED照明付きアロマディフューザーを展開

 3つ目はオーストラリアにあるエアアロマ社のエッセンシャルオイルを使用し、調香師が車内空間に適した香りをひとつずつ絶妙なバランスでブレンドしているホンダ純正オリジナルエッセンシャルオイル。もちろんディーラーや公式Webショップで購入できます。元々は「カーライフにアロマの癒しを」という女性開発者の提案からスタートし、ホンダ車のアクセサリーソケット(12V)、シガーライター(12V)で使用できるアロマディフューザーも用意。LEDライトの灯りも気持ちをリラックスさせてくれます。ホンダ純正「LED照明付きディフューザーキット」

 エッセンシャルオイルの香りは6種類あり、「オレンジパラダイス」「フレッシュシトロン」など、ドライブで疲れた時に元気をくれるような香りや、「ラベンダードロップ」「ピュアハーブ」など気持ちを落ち着けたりリラックスさせてくれる香り。さらには女性に似合いそうな華やかな香りの「ピンキーロゼ」、集中力を高めてくれそうな「コーラルミント」があります。すべて植物/果実由来の天然100%オイルとなっており、透明感のある豊かな香りで気持ちをやさしくサポートしてくれます。

日産のフォレストエアコンは「プラズマクラスター」や「アロマ」効果が期待できる!

 4つ目は、車内の空気/香り/風を徹底的に研究し、乗員の心地よさを高める「フォレストエアコン」。日産が開発し、2009年にフーガで初搭載しました。アロマディフューザーやゆらぎ風、湿度制御機能で心地よい空気を作り出しながら、プラズマクラスター技術搭載のフルオートエアコンや臭い・排出ガス検知式内外気自動切換え機構、高性能フィルター(花粉・臭い・アレルゲン対応タイプ)で、きれいな空気を生成して車内に取り込みます。

 さらにアロマ効果として、エアアロマ社が日産のために調香したオリジナルの香りを採用。独創的かつ革新的な自動車のデザイン精神と、日本独自の文化を融合させ、爽やかな柑橘とグリーンティーをメインにカルダモン、タイム、ドライウッドをアクセントで加えた香りとなっています。ストレスのもとを取り除き、空気の質を整えることで、人が気持ちいいと感じる空気の環境を車内に提供してくれます。

* * *

 このように、香りは自動車メーカーによって、ブランドをより多角的に印象付けるために不可欠だったり、もっとドライブを快適にしてほしいというメッセージだったり、ユーザーの気分を高めるためのエッセンスとして用意していたりと、目的はさまざまありますが、重要視していることがよくわかります。これで車内の悪臭とは無縁になれそうですね。

 ただ難しいのは、自分はいい香りだと感じるものでも、ほかの人が同じように感じるとは限らないことです。まずは自分が心地いいな、リラックスできるな、という香りを選ぶのはもちろんですが、もし同乗者がいる場合や、家族など1台のクルマを共有するような場合には、香りの好みを確認したり、オン/オフができるようにしておくと安心です。1日の始まりに気分を高めたり、帰り道の渋滞のイライラを解消したり、香りを上手に使えばドライブはもっと素敵な時間になると思います。

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