ホンダ・フリード+
ノア&ヴォクシーの2列シート仕様、NV200バネットは5ナンバーサイズとはいえ、そこまで大きくなくていい、というなら、よりコンパクトなミニバンがある。それがホンダ・フリード+、トヨタ・シエンタFUNBASE。
3列目席を取り払い、大容量のラゲッジスペースを出現させた、上下で使えるデッキボードを備えたコンパクトミニバンだ。駐車場の関係で全長は短いほどいい、運転初心者なのでクルマはできるだけ小さいほうがいい……という要望にも応えてくれる。
そのラゲッジスペースは、フリード+の場合、開口部地上高335mm(デッキボード上段は720mm)、奥行き1035mm(ボード上は870mm)、幅1270mm(ボード下は670mm)、天井高1360mm(ボード上は975mm)。さらに後席を畳むと奥行きは1600~1890mmに達する。大きな荷物の積載はもちろん、車中泊にもうってつけである。
トヨタ・シエンタFUNBASE
一方、シエンタFUNBASEは開口部地上高530mm(ハイデッキ610mm)、奥行き935mm、幅1060mm、天井高1110mm(ローデッキ状態。ハイデッキ状態では930mm)。ハイブリッド車にはオプションでAC100V/1500Wコンセントもあるから、装着された中古車なら、抜群の積載能力+アウトドアでの便利さまで付いてくるというわけだ。
フリード+、シエンタFUNBASEは同車の3列シートモデルより中古車の流通量は少ないものの、ヴォクシートランスX、ノアYYを探すより遥かに見つけやすいだろう。