「動く蓄電池」と考えれば激安リーフはコスパ良好
また、自宅の敷地内に広い駐車スペースがあるユーザーであれば、近隣移動用のクルマかつ蓄電池として激安リーフを買うというのもひとつの手段と言える。
家庭用のポータブル蓄電池であれば、5kWh~10kWh程度の容量のものでも30万円前後という価格となっているが、初期型のリーフのバッテリー容量は24kWh。仮にバッテリー容量が半分まで劣化していたとしても12kWhの大容量バッテリーとなるのだ。
ちなみに住宅用の蓄電システムともなると、200万円前後は当たり前という世界となるが、V2H(クルマから家庭への電力供給)を可能とするニチコン製「EVパワー・ステーション」の希望小売価格は49万8000円~(税抜)となっているため、トータルで考えると走る蓄電池の激安リーフはアリと言えるかもしれない。
魔改造のベース車両にするのも一興
それ以外にも、24kWhの新品電池が65万円(2018年3月の日産発表の価格)で供給されているため、激安リーフを買って思いっきりリフレッシュに予算をかけるというのも手段のひとつであり、海外では初代リーフに2代目リーフの40kWhバッテリーを搭載する手段が確立し始めているので、魔改造(?)のベースとするのも面白いのではないだろうか。