クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CLASSIC
  • マニアも知らないスバル「インプレッサ リトナ」とは? WRC優勝も伝説の「22B」のルーツもすべて「女性向け」車両だった!
CLASSIC
share:

マニアも知らないスバル「インプレッサ リトナ」とは? WRC優勝も伝説の「22B」のルーツもすべて「女性向け」車両だった!

投稿日:

TEXT: 井元貴幸(IMOTO Takayuki)  PHOTO: 井上 誠

  • インプレッサ リトナのフロントスタイル

  • インプレッサ リトナのドアを開いた状態
  • インプレッサ22B STiバージョン
  • インプレッサ リトナのフロントスタイル

知る人ぞ知るスバルのレア車「インプレッサ リトナ」はどんなクルマだったのか?

 歴代インプレッサシリーズのなかでも、唯一2ドアクーペが存在した初代GC型インプレッサだが、2ドアのインプレッサと聞いてスバリストなら名車「インプレッサ22B STIバージョン」や「インプレッサWRX STiバージョン タイプR」などを思い浮かべるだろう。しかし、最初に2ドアとして1995年に登場したインプレッサは、意外にも「リトナ」と呼ばれるNAモデルだった。インプレッサ リトナは元々輸出向けの2ドアクーペボディに1.5L EJ15型水平対向4気筒エンジン、もしくは1.6L EJ16型エンジンを搭載。1.5LにはFF、1.6LはAWDとし、それぞれ4速ATと5速MTをラインアップした。

凡庸なエンジンだったが軽量ボディゆえに走らせる楽しさがあった

 1.6LのAT車はフルタイムAWDであったが、MT車は初代インプレッサシリーズで唯一の切り替え式セレクティブAWD(パートタイム方式)を採用。1.5Lモデルが97ps、1.6Lでも100psとお世辞にも高出力とは言い難いスペックであったが、最軽量の1.5LのFF車では車両重量がわずか1020kgで、MT車であれば実用上は意外と不満のない動力性能であった。しかし、ターゲットがそもそも女性ユーザーであったためか扱いやすさを重視し、スポーツ性能は皆無であったことから、インプレッサ=ラリーというイメージのクルマ好きからは特段注目されることもなく、わずか1年でひっそりと姿を消した。インプレッサ リトナのドアを開いた状態

12

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS