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バブル時代の「デートカー」ってなに? 「シルビア」や「プレリュード」は「女子大生にモテるクルマ」で異論なし!?

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/本田技研工業

装備のチョイスもモテるかどうかで決める

 結論として、デートカーとはクルマそのもののムーブメントというより、クルマはモテるため、そしてデートの道具だったというのが正しいだろう。筆者は当時大学生で、別にデートカーには興味がなかったが、冗談抜きで街にはシルビアやプレリュードがいっぱい走っていて、運転しているのは大学生らしき人たち。サマーセーターを肩から掛けて、助手席には女子大生が乗っていたものだ。

日産シルビア

 サマーセーターなどのスタイルは、これまた雑誌『ホットドッグプレス』の受け売り。つまり、デートカーとデートマニュアル、このふたつが時代を作っていて、大半の人はデートマニュアルに掲載されていたからシルビアやプレリュードに乗っていたというだけで、性能がスゴイなどクルマありきのブームではなかったように思う。装備もモテるというのが基準で、例えばシルビアのヘッドアップディスプレイはその代表格だ。

 ちなみにデートカーに乗っていないとモテないかというとそんなことはなく、イケてる女子大生とはデートができないというだけで、クルマ好きの女の子もけっこういた。普通にクルマでデートをしていたし、ハチロクに乗って深夜の峠に行くなんてこともあった。

 最後に、デートカー、そしてスペシャリティカーの定義として当時見たなかで印象的な表現を挙げておくと「なくても困らないクルマ」というのがあった。まさに言い得て妙な言葉だ。

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  • 3代目プレリュードのリヤビュー
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