車載テレビ
現在では考えられないが、ひと昔前までは、小さなテレビを車内に装着して喜んでいたものだ。2.6型液晶、3.3型液晶TVが主流で、それ以外にも6型ブラウン管テレビというものもあった。
1980年代後半になるとVHSビデオが一般家庭に普及。すると、テレビとビデオを合体させた車載用テレビデオも登場した。記憶が正しければ、確か8型ブラウン管モデルだったと思う。
金のなる木
縁起物をクルマに置くことが1980年代に流行った。なかでも印象的で記憶に残っているのは「金のなる木」だ。当時は一家に1個……というのは大げさかもしれないが、それくらいのヒット商品だった。
この「金のなる木」をクルマのインテリアにすれば「目立つし、綺麗だし、言う事なしでしょ!!」と、そんなノリでこぞってリヤトレイに乗せて走るのが、ハイソカーの定番となっていた。
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昭和時代に流行した車内のカーアクセサリーの数々、いかがだっただろうか? いま見るとどうしてこのようなアクセサリーに夢中になったのか分からないようなものもあるが、必要に迫られて製品化されたものも多い。いまでは普通に見かけるマグネットで固定するスマホ・ホルダーなども、30年後には「ナニコレ」的な存在になっているのかもしれない。