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電気レーシングカートで氷上バトル!? アイススケート場で競う「SDGs ERK on ICE」とは? マシンと競技内容を解説

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 日本EVクラブ

見学をするだけでも楽しい「SDGs ERK on ICE」

 電気自動車の普及を目指して活動する市民団体「日本EVクラブ」は、神奈川県にある新横浜スケート場にて第3回「SDGs ERK on ICE」を2022年9月23日(祝・金)に開催する。これはSDGs(持続可能な開発目標)に沿った、ニューEVモータースポーツとして行われる。

「SDGs ERK on ICE」は、音も排気ガスもない電気レーシングカート(以下:ERK)をスケート場で走らせて楽しむというもの。レーシングカートといえば、サーキットで走らせるもの……と思い浮かべる方が大半だと思う。その概念をスケートリンクという新たな環境に置き換え、競技性を持たせたイベントとなる。

 EVカートの魅力はトルクが大きいということ。停止状態からの加速やスピードを乗せるための再加速をしたいと思ったときにアクセルをグッと踏み込むことで、さらにパワーをひねり出すことができる。そのため、氷上で滑らせずに走らせることがなかなか難しい。つまり運転がうまくても、アイスバーンのような低ミュー路(グリップの低い路面)では、ドラビングテクニックは関係ない。老若男女問わず楽しめるのもポイントだ。

氷上ではタイヤがグリップがしないため、アクセルコントロールと修正舵をあてながら走行する

 ちなみにこのイベントは、電気の魅力を伝え、普及を促進し、CO2削減、気候変動を防止することを目的にしている。

競技は1周100mのオーバルコースにて3クラスで展開

 競技は1周100mのオーバルコースを、スパイクタイヤを履いた4台のERKが走行する。参加者の運転テクニックのレベルに応じて3つのクラスに分けて行われる。

「ビギナークラス」は、カートの運転経験がない人、またはカートの運転に自信がないという人たちのクラス。4台のERKに分乗した参加者が3周して順位を競うレース。合計5レースを行い、レースごとの勝者を決める。

「エキスパートクラス」は、カートの公式レース出場経験があるか、カートコースでの走行経験がある人たちのクラス。4台(4人)のドライバーが5周して順位を競うもの。こちらも合計5レースを行い、レースごとの勝者を決める。

「マスタークラス」は、各種モータースポーツに出場経験があるか、相応の運転テクニックを持つドライバーと、そのドライバーが任意で選ぶ参加者との2名でチームを構成する。

 全8チームを作り、昨年と同様、2チームずつ計4台のERKでツインパシュート(追い抜き戦)のトーナメント戦が行われる。競技は楕円コースの両サイドからそれぞれ1チーム2台のERKが同時にスタートし、2周目にトップを交代。3周して先に2台がゴールしたチームが勝利となる。勝ち抜いたチームの優勝と準優勝が表彰される。

 また、このイベントは見学も可能だが、事前申し込みが必要となっているのでご注意を。小学生以下は無料だが、中学生以上には1人500円の観戦費がかかる。申し込みの締め切りは2022年9月20日(金)17時までとなっているため、気になる方は申し込んでみては。

【詳しくはこちら】
一般社団法人日本EVクラブ SDGs ERK on ICE専用サイト
http://erkonice.jevc.gr.jp

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