自宅ガレージまで運転以外は何もしない
4基設置されるエレベーターは、油圧システムがタイヤを挟んでロボットシャトルシステムまでクルマを移動。その後、目的の階まで上下してくれるという仕組みとなる。低層部はエレベーター外壁がガラス張りになっているので、共有エリアが一望できるということだ。また、ゲスト用に地下ガレージも用意される。
クルマには電波を用いてタグ情報を読み取るRFIDタグが貼られる。そのID情報により、照明で自宅に向かうエレベーターへと誘導してくれるだけでなく、降車してボタンを押すなどしなくても自動で自宅前まで移動してくれる。
現在、リアルタイム3Dを作成するUnreal Engineを使用したバーチャルリアリティツアーを実施中。アプリを利用して、デザーベーターで61階まで移動したり、住居のガレージを体験することが可能になっている。部屋だけでなく、映画館やスパなどの共有スペースもバーチャル体験することができるそうだ。ちなみに、住居の価格は420万ドル(約5億8800万円)からとなっている。