レスキュー用としての役割も
オーバーフェンダーはロケットバーニー製をベースに加工を加えているもので、サイドステップは日産デュアリス用を流用、リヤはあえてバンパーレス仕様でジャッキアップバーをむき出しに。さらに、追加バーをセットして牽引用の特殊装置を搭載。フロントにはウインチもマウントさせていた。
なぜこんなパーツを取り付けたのか、オーナーのYR-500さんに尋ねてみた。
「この車両はレスキューマシンを兼ねたドリフト遊びクルマとして作りました。なので、例えばコースアウトして動けなくなった仲間の車両がいたら、すぐに救助に駆けつける。そんな役割も兼ねたカスタムマシンとして手を加えたんです。だからルーフには暗くなっても作業が出来るように高照度の作業灯も取り付けています」と説明してくれた。
また、カラーリングもミリタリーテイストでとても格好良く仕上げてある。これはロシア空軍のSu-57戦闘機のカラーを、S14シルビアのボディに合わせてオールペンしたものという。ワイルドでタフなクルマであることを表現するにはピッタリのカラーリングといえる。
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マッスルカーとしてワイルドに仕上がったYR-500さんのS14シルビア。スポーツカーだがオフロードカー的な要素も取り入れ、戦闘機カラーに加えてウインチ付きの極太グリルガード等もセットした奇抜なスタイルが注目度満点。このまま、映画「マッドマックス」に出てきそうなインパクトを持ったスタンス系カスタムカーとして注目すべき1台であった。