薪に着火できずにモタモタしてしまう
キャンプ初心者に多いのが焚き火の火を着けられずにモタモタしてしまうこと。誰もが最初から上手に着火することはできません。こればかりは経験するしかないのですが、最初から難しい手段に挑戦してしまうのが初心者あるあるです。ファイヤースターターやフェザースティックを使いたい気持ちはわかりますが、まずは手軽な着火剤を使って焚き火の経験を積みましょう。そうすることで、薪の組み合わせ方や針葉樹、広葉樹の使い方が身に付くのです。もちろん着火剤を使っても、しっかりと手順を踏まなければ着火することはできません。細く乾燥した薪から徐々に太い薪を入れ、しっかりと空気が循環するように薪をくべる練習を行って下さい。
積んだ荷物が多くて必要なモノが取り出せない……
オートキャンプではクルマに荷物を積む順番が大切です。もちろん、道具の大きさや形を組み合わせて荷物を積むのは当然ですが、すぐに取り出したい荷物を荷室の奥に積んでしまうと苦労することになります。キャンプ場に向かうドライブで、クーラーボックスを最下段に入れてしまったために飲み物が取り出せなかった、お財布を入れたバッグが見つからずに途中のコンビニで慌ててしまった……ということになるのです。トランクに収納する荷物と、手元に置くべき荷物をしっかりと分別しておきましょう。
ヤバい、チェックアウトの時間に間に合わない! とならないために
キャンプ場を利用する場合はチェックアウトの時間を絶対に守ること。キャンプ場もホテルと同様、チェックアウトの時間を過ぎてしまうと延長料金が発生するばかりか、次に予約をしている人に迷惑をかけることも考えられます。初心者にありがちなのが、自分が予想していた撤収時間よりも手間取ってしまい、アタフタしてしまうことです。最後はラゲッジルームに荷物を押し込むように撤収し、家に戻ってからキャンプ道具を収納し直す “二度手間”になることも少なくありません。キャンプの経験が浅いうちは早めに行動することを心がけ、撤収の時間が余ったのならコーヒーでも淹れて余裕を楽しみましょう。