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京都工芸繊維大学がダントツの優勝! 2位が京都大学だった「学生フォーミュラ日本大会2022」を振り返る

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

京都工芸繊維大学が913.57点を獲得

 今大会では事前に静的審査と呼ばれる書類審査やプレゼンテーション審査がオンラインで行われた。ここでは「#6 京都工芸繊維大学(132.18点)」、「#2 大阪大学(128.16点)」、「#E01 名古屋大学(102.61点)」が上位3位に入った。

 この3校は現地でのデザインファイナルに進むことになっている(ためデザイン加点がまだ入っていない)。それに続くのが、「#3 京都大学(249.45点)」、「#9 東京大学(195.63点)」、「#13 日本自動車大学校(194.84点)」と続く。

 しかし、この静的審査上位の「#2 大阪大学」、「#E01 名古屋大学」が車検を通すことができず、動的審査に進むことができないという事態に陥っていた。順調に車検を通し、さらに動的審査もこなしていったのが「#6 京都工芸繊維大学」であった。アクセラレーションで2位、スキッドパッドでは1位、オートクロスでも1位、エンデュランスで1位、さらにデザインファイナルでも1位を獲得し、トータルスコア913.57点でダントツの優勝となった。

6 京都工芸繊維大学

 これに続く2位に入ったのが、760.26点を獲得した「#3 京都大学」であった。こちらは京都勢のワン・トゥーという結果となった。

 この京都勢に続いたのが、自動車大学校チームである「#13 日本自動車大学校(673.33点)」。自動車大学校系チームで過去最高位となった。

 EV勢では、車両の上から水をかけて漏電チェックをするレインテストにまで進めたのは3チームのみ。最終的に動的審査に進めたのは2チームというさんざんな結果となってしまった。ただ、動的審査に進んだその2チームはエンデュランスまできっちりと走り切り、「#E06 静岡理工科大学」が389.90点でEVクラス優勝(総合13位)となった。

12
  • 3 京都大学
  • 5 千葉大学
  • 6 京都工芸繊維大学
  • 6 京都工芸繊維大学
  • 13 日本自動車大学校
  • E06 静岡理工科大学
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